◆成田芳律議員 ご答弁ありがとうございました。順次再質問をさせていただきます。
まず初めに、防災行政無線についての大雨時に聞こえないのではないかといったことについてのご認識の件なのですが、ご答弁の中ではLANケーブルの断絶により聞こえなかったというご答弁ですが、それ以外にも何か放送しているのは聞こえたけれども、その中身が何言っているのかわからなかった、こうした意味で無線が聞こえなかったという声も上がっておりますので、改めてご調査していただきますようよろしくお願いいたします。
それでは、市内における無線について、まず現状の確認をさせていただきたいと思います。現在放送内容につきましては、振り込め詐欺やその他行政に関する放送について行われておりますが、それがどのような形で放送内容についての決定がなされているのかについてお伺いします。
◆成田芳律議員 ありがとうございます。
今のご答弁の中でも徘回等についての放送もなさっていると。柏市などで届け出をした方から依頼があれば放送するといったことをしておりますが、これはある程度夜でも市民の方からのご理解をいただいたりして行っております。現在当市において放送時間の決まりがあるのか、確認させてください。
◆成田芳律議員 ありがとうございます。
今のご答弁で、またその中の運用規程の中で、恐らく柏市でも同様の規程がありまして、その中で当市における運用規程の第20条、固定系無線局の通報の種別は次の各号に掲げるものとするの1号、非常通報、災害その他緊急を要する事項に関する事項で、また次の21条の3号、4号、地域別通報、個別通報、小学校区を基調とした特定地域のみに通報する、1局から数局の特定地域にのみ通報するといった形を準用した形で柏市においては、いわゆるそういった時間外においても緊急性を確認でき次第放送をしております。その緊急性という概念で、どの程度を判断基準とするかについては、いろんな議論があってしかるべきだと思うのですが、例えばそれこそこれからの時期、夜中に外へ出てしまった場合、本当に冷え込みも大変なことになっていますので、それこそ生命に直接かかわることである、このような意識から柏市や今の松戸でも検討しているということでありますので、ぜひ四街道市についてもご検討いただきたいと、このように考えております。
その方法論として行政無線を使うというのは、市内今79カ所、これは四街道市の大きさからいえば非常に多く設置してある状態であります。こうした中、新たにコストもかからず、それこそ市民の方のご協力さえ得られれば可能ではないか、こうした点からもぜひご検討いただきたいと考えております。
ですが、それとはまた今度は逆になってしまうのですが、現在1日2回、朝と夕方放送しておりますが、夜勤の方でしたり、さまざまな生活リズムがある中、ホームページにも載っておりますが、うるさいから何とかしてくれと、そういったことがありますが、そうしたことに対しどのように理解を求め、または対応しているのかについてお伺いします。
◆成田芳律議員 ご答弁のとおり、スピーカーの調整ということで、実際にそうした声があったところのスピーカーの角度を若干ずらしたということは確認させていただきました。ですが、そういった中で、では災害時においては問題なく放送が届くのか、つまり音量を上げてということがありますが、ではその音量というものは具体的にどういったレベルのものを指しているのかについてお伺いします。
◆成田芳律議員 では、そういった災害時においては、きちんとご対応をお願いしたいと思います。ですが、音量を上げるということは、つまり届く範囲も当然広がるわけであります。そうなってくると、音波がぶつかる、つまりハウリングの危険性があるのではないかと考えますが、その点についてはどのような認識をなさっているでしょうか。
◆成田芳律議員 時差通報で確実にそういったことがないよう放送するということでありますが、それは市内についての話でして、それこそ市の境界、それこそ例えていいのかわからないのですけれども、鷹の台地区、千葉市と隣接しているところとか、そういったところでは流す方向、また時間によっては当然ぶつかってしまう可能性もありますので、その点ご確認していただきまして、適切な対応をお願い申し上げます。
今回の被害に際したときに、大変有効なツールとして注目されておりますのが、これは同会派の岡田議員からも指摘がありますコミュニティFMについてでございます。今回の被災のときにコミュニティFM放送局、奄美FMが電話回線などの寸断や停電で情報から孤立した方々の安否確認など、そういった貴重な情報源、またそれだけではなく、被災された方々の心の支えになったと、こういった声は枚挙にいとまがありません。さらに、その中で、21日午後2時過ぎには、孤立した市立中学校の教諭が携帯電話が通じる場所まで自力で移動し、同局に対し、生徒はみんな元気ですと、丸一日ぶりに無事を伝えることができております。これらがどれだけ心の支えになったのか、こうしたことも踏まえて、ファシリティマネジメントも結構ですが、こちらのFMについてもぜひご検討いただきたいと、このように考えております。
続きまして、住宅用火災警報器についてですが、さまざまな場所だったりイベント等で設置に向けた活動をなさっていると思いますが、それは具体的にどういったところでやっていらっしゃるのか、お伺いします。
◆成田芳律議員 ありがとうございます。この点普及に関しては、多くの同僚議員からもPR、自分たちも含めやっていこうではないかといったことをしております。済みません、手元にあったのが、会派代表の宮崎議員の市議会のレポートの中でもそういったことをやっております。本当につけていない方に設置を依頼するといったことは、本当に草の根でやっていかなければならないと思いますが、せっかくでございますので、設置をお願いするに当たりましてのPRをぜひお願いできればと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆成田芳律議員 大変すばらしいPRありがとうございました。私ももう1台ぐらいつけようかなと思えるぐらいすばらしいPRとなったと感じております。警報器それ自体ではないのですが、最近市内における大変な火災による事故がございました。また、それこそきょうです、12時25分ですか、震度3の地震がありまして、そうした中本当に危機管理、またそういった要望に関しては考え過ぎて切りない話でございます。考えに考えたけれども、さらに想定外のことがある、これが常に危機管理と隣り合わせでありますので、今後ともご努力のほどよろしくお願い申し上げます。
次の項目に移ります。ハクビシン被害なのですが、済みません、ごめんなさい、もう一回確認させてください。壇上のほうでメモをとり切れなかったもので、特に農作物についてどのような形になっているのかといったところを教えていただきたいと思います。
◆成田芳律議員 県の報告では上がっていない。では市としては、その県に上がっているもの自体はゼロだとしても、市としてはどのような認識でいられるのか、お伺いいたします。
◆成田芳律議員 では、その可能性について、今後具体的に調べていく予定があるのか、これについてお伺いします。
◆成田芳律議員 今の部長、ご答弁いただいた県のデータというものは私も拝見いたしまして、正直びっくりしました。一般家庭で被害があって農作物ゼロと、そんなわけないだろうというのが第一印象でした。そうした中、実際に農業を営んでいる方々、これは四街道市内の方はもちろん市外の方、特に印旛の方で、個人的に知っている農家の方々にハクビシンでやられた話とかってありますかと聞きに行くと、もう当たり前のように話してくれます。ただ、それが本当にハクビシンなのか、もしくはアライグマなのか、そうしたこともありますので、ここで具体的に何件とかそういったことは申し上げませんが、実際に耕作している方からすれば、もう当たり前の出来事なのです。ただ、市単独でというのはなかなか実施調査するに当たって難しい、また現在においては県で捕獲に対する許可の届け出、これ結構面倒くさい、書類申請やって、それでやっと許可を出してもらって捕獲するという形になっています。自然環境って今非常に大きな問題としてありますが、また農業問題、それ自体としても大変大きなものです。ただ、環境としても、当然環境を守ろうといったときに、当然農業をほっぽっておいて議論するということは大変空虚なものであります。それだけ農業といったものがどれだけ大事であるか、これを当然ご認識なさっているとは思いますが、改めて申し上げさせていただいております。
そのような中、不耕作地だったり遊休農地、その他いろんな課題、問題点はあります。ただ、今耕作している方が現実に困っている、これに対してどの程度の認識であるのか。ハクビシンの話を聞きに行ったときに、県で実はここでハクビシンの被害ないという報告になっているのですよと言ったら、もうぶったまげていたと、ちょっと言い方ごめんなさい。驚いていました。そこの認識のずれというのがあるのかなと感じまして、ただそれは市単独ではなく、その大もとである県に、これにもうちょっと本腰を入れて今後どう対応していけばいいのか、今現在はネット張って対応してくださいとかやっていますけれども、それだけで本当にいいのか、こうしたことも庁内で検討していただきまして、言うべきことはきちんと伝えていただきたいと、このように感じておりますので、よろしくお願いいたします。
最後、スズメバチなのですが、こちらもごめんなさい、スズメバチ被害がどのぐらいかという答弁を聞き漏らしてしまったので、確認させてください。
◆成田芳律議員 ありがとうございました。済みません。把握できていないと、それは当然だと思うのです。ごめんなさい。ないと聞こえてしまったもので、済みません、確認させていただいてしまいました。基本的には、その対策につきましては、地権者、または管理者の責任において駆除をするということがありますが、例えば市において対応する窓口、一般の道路、または本当にそれに近い状態だったら、それが窓口として行うのは道路管理課になるのかでしたり、それが通学路であるとすれば教育部所管になるのか、もしくはスズメバチといった形で環境経済部所管で一本化した形での窓口になっているのかについて確認させてください。
◆成田芳律議員 ありがとうございます。これ実際オオスズメバチが今年巣が発見されまして、その方から市役所に問い合わせたところ、どっちで話言っていいのかわからなかったという声がありましたので、確認させていただきました。駆除をするというところで基本的には民地であれば地権者の方にお願いするということでありますが、ただそれでどこに問い合わせをすればいいのかわからないといった形でご相談等もあると思います。そうした場合、市としてどういった形での対応をしているのかについてお伺いします。
◆成田芳律議員 今のご答弁がありました協会でさまざまな構成業者から成り立っていると思いますが、その事業者において、例えば印旛管内においてそういった協会に参加しているところがあるのか、お伺いします。
◆成田芳律議員 印旛管内になく、そのほとんどが千葉市でしたり船橋市だったりといったところの業者の方が四街道初め印旛管内での駆除を実際行っているというのがあります。ここで、先ほどの答弁の中で一義的には道路でしたり通学路でしたり、またはそれ以外の公共用地について、そこが一義的にといったような話がありました。また、民地といえども、そこと公共用地が非常に密接しているところは、その判断というのは結構難しいと思うのです。ですので、事細かい具体的な線引きというのは正直難しいとは思うのですが、ただ市として今後対応するに当たって、現状維持するのか、もう少し具体的な線引きを考えてみるのか、それこそ今印旛管内にはそういった事業者がないということですので、例えば今大体スズメバチの駆除って5万円が相場というふうに言われております。場所によって当然異なりますし、それが家の中だったら随分また値段もはね上がったりもしますけれども、そうした中で一定程度、例えば補助だったり、そういったことをすることによって、事業所、そうすれば四街道でも駆除に対するご協力がいただきやすい可能性もある、それをすることによって事業所が四街道市に所在する可能性も出てくる。つまりそういった形で戦略的な投資といった意味合いからも、さまざまな方法論あると思います。ぜひご検討いただきたいと思いまして、私の質問を終わります。
以上です。ありがとうございました。