昨日ガイガーカウンターを用いて四街道市内を測定したところ、
まだ十分なサンプルが行えていませんが、地面から大体1、5メートル地点で
1時間辺り0.11~0.13マイクロシーベルト前後となりました。
今のところ、下限0.08~上限0.14の間でした。
やはり、地表に近いほうが、高い数値が出やすかったでした。
これは、千葉市にあります日本分析センターの調べと
ほぼ同様の数値でありました。
この調査を基に、今日県庁に伺いまして、
担当の部署の方に話を伺いました。
長時間にわたりご対応を頂きまして、
様々な話をさせていただきましたが、
前進していただく旨お願いできまして、
まずは公的機関として、県民、市民に
安心してもらえるよう、情報を集めるとの事でした。
具体的には、県の予算の関係もありますが、
県として精度の高い測定器を導入し、
各市区町村から要請があれば、貸し出しをする
ようにしていただけました。
当たり前の事のようにお感じになるかもしれませんが、
本来は国が測定をする主体でありまして、
ですので国(政府)の測定が基本的には行政としての
根拠となります。
ですが、市原にある測定は、大気汚染を調べる一環として
設けられていますが、人体を意識して対応をするということは、
国(政府)発表では足りないと県が腰を上げてくれたということです。
目に見えない分、安心してもらえるよう、予算措置を講じたいとの事でした。
そして、線量の測定をする環境を整備しつつ、
今後の対応として、個別的な放射性物質を検査するにあたり、
どのように対応をするべきかを内部で検討をするとも
おっしゃっていただけました。
四街道市単独で、検査をしようとしても、
やはり線量は測定できたとしても、具体的に
どのような物質からの放射能であるのかを
細かく検査するのは大変な予算を必要とします。
ですが、県として、例えば印旛地区などといった形に
することにより、多くの個別的な対象を(例えば校庭、園庭等)
調査することが可能になるかと思います。
私は原子力の専門家ではありません。
そして、県も専門家ではありません。
一緒に勉強していこうという事となりました。
この件について、6月に行われる議会での
質問に追加して、どのように行政として
活動をするのかについて議論をしたいと思います。