平和条例について


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2011年08月06日

今日は通り雨に遭遇して暑さ以外で
夏を感じられました。

ずぶ濡れになりましたが(笑

現在四街道市内において、
平和条例の策定を目指す動きが
あります。

昨年末に提出されまして、継続審議となっているのですが、
結論から申し上げますと、私は反対です。

じゃあ成田は平和はいらないのかと
当時からよく言われていますが、
そんな事はありません。

そもそも条例については、上位法と同じものを
作ってはいけない仕組みに地方自治法によりなっています。

日本の最上位の法律は、ご存じ日本国憲法ですが、
この前文からすでに、平和について言及がなされています。
(私は改憲論者ですが、現状ある憲法を尊重しています。
それに基づいて現在四街道市議会議員として活動をしている
からでもあります。)

そこで、現状四街道にあります条例については、
専門用語になりますが、上乗せ横だし条例など
様々な形で明文化されています。

ちなみに、横だし条例などの用語について、
四街道市議会で確認をした事はありませんので
わかりませんが、現職の議員でも
ご存じない方も少なくありません。

ですが、条例を制定するにあたり、きちんとした
条例を作りたいと活動をした人間であれば、
必ず知らなければならない概念でもあります。

話が脱線しましたが、平和条例については、
委員会での審議中においても、
平和の定義もあやふやでして、出すことそれ自体が
大切であるとの事でした。

なぜ定義にこだわるかと申しますと、
平和という理念であればこそ、四街道市民の
思想信条の自由、またそれだけではなく
四街道市にとっての平和とは
○○である。と短時間で決定されてしまう危険性等、
大変な制限を設ける条例になるからです。

さらに、作ることそれ自体が大事との意見も
ありますが、策定されている自治体においても、
平和条例なるものから多くの予算措置を講じている
現状もありまして、果たしてそれらが
当該自治体において有効に使用されているのかと
他自治体のことながら疑問に感じているものも
少なくありません。

仮に採決をとれば、四街道市においても
可決されるであろう事は、
一員として感じ取れる状況ですが、
執行部(市役所)としては、平和という
広く、かつ深く全ての四街道市民に関わる
ものであるから、満場一致が望ましいという
状況でもあります。

そうした事もあり、現在は継続審議となっていますが、
来年選挙を経て改選されますので、
それを見て再度提出される見込みとなっています。

四街道市内でこのような動きがある事を、
あまりご存じがない方も多くいらっしゃると
思います。

ですが、余りに大切な事でもありますし、
四街道市の平和(平穏)を望むがゆえに条例には
反対せざるを得ないと断言できますので、
記載させていただきました。

あと、公約にはわざわざ載せるつもりも
毛頭ありませんが、永住外国人地方参政権
についても反対です。

こうした事を記載したことにつきましては、
現状四街道市がどのようになっているのかについて、
お察しいただけたらと思います。

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