平成20年6月議会一般質問


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2010年08月31日

◆成田芳律議員 議席3番、会派清流の成田芳律でございます。初めての質問となりますので、ごあいさつ申し上げたく思っております。
  私は、去る2月24日に行われました四街道市議会議員選挙におきまして初当選いたしました1年生議員でございます。多くの市民の皆様方からのご信任をちょうだいいたしましたことを、この場をおかりしまして、厚く御礼申し上げます。初心を忘れることなく、よりよい市政の実現へ向けまして、与えていただきました使命を全うすべく、尽力する所存でございますことをお誓い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
  それでは、通告に従いまして、ご質問申し上げます。重複する点も多々ございますが、よろしくお願いいたします。1、計画行政、①、財政の健全化について。四街道市の未来像を描くに当たり、限られた財源をどこにどのようにどれくらい使うかについての議論は、将来への安心を示す指針として、大変重要なことであると考えております。その中で基本となる認識の共有は、何より大切であるとも考えております。やみくもに不安をあおるのではなく、現在の客観的な状況と今後の推移を把握することが議論をする際の前提であると考えております。
  そこで、先般までの質疑におきまして、四街道市の財政状況は現在におきましては逼迫してはいないとの執行部からの答弁がございましたが、その根拠を各種数値と照らし合わせてお伺いします。
  ②、幅広い市民参加について。現在全国的に政治、行政の不信という問題が取りざたされております。自分には関係ない、また政治は変わらないという意識がその原因として挙げられております。しかし、実際におきましては山積する課題に対し、改善を行っている点も多々ございますし、日々新たな問題に直面している事実もございます。こうしたことに対し、我々議員も率先して改善した点などの説明責任について再認識する必要性があるとともに、市といたしましても一層のご努力をお願いする次第でございます。山積する課題の解決へ向けての計画を策定する際に幅広く意見を求め、またかかわりを持っていただくことは非常に大切であると考えております。そこで、市では各種会議のメンバー選定に関して、年齢制限などの取り決めがありますかお伺いします。
  ③、調整池の現状と今後について。計画行政の象徴と考え、この項目で質問いたします。まず、市内に調整池は何カ所あり、その面積はどのくらいであるか、またどのように保守をし、年間どのくらいの経費がかかっているのかをお伺いします。また、総水量で考えますと、そのすべてを少数箇所に集約することは可能であるかお伺いします。調整池は、万一のための施設でもありますが、緊急時以外はその少なくないであろう面積をそのままにしておくのはもったいないのではと考えております。そこで、現在鷹の台などで開放しておりますが、ドッグラン、ビオトープ等といった活用を他の調整池でも検討できないかお伺いします。
  2、社会保障。①、後期高齢者医療制度について。先般からの質疑並びに国会での廃止法案に対しての議決も控えておりますので、今後の動向を注視していくことが何より必要なことかと考えておりますが、1点質問させていただきます。他市、例えば浦安市で導入されているような、この制度に対して助成制度がございますが、四街道市としましては助成する考え、また予定はあるかお伺いします。
  ②、障害者支援について。四街道市にて生活するすべての方に、四街道市に住んでよかった、こう思っていただくことは行政として目指す究極ではなかろうかと考えております。四街道市におきましては、四街道市障害者基本計画、障害福祉計画の冒頭の市長のごあいさつに、「市といたしましては、障害をお持ちの方が住みなれた地域で自立し、個人としての尊厳をもっていつまでも生きがいのある暮らしができるようなまちづくりを目指し、今後の障害福祉施策のあり方について、障害者自立支援法の内容を踏まえ、障害者基本計画・障害福祉計画を策定しました」とございます。この基本理念をもとに本年3月、四街道市障害者自立支援協議会が発足したと認識しておりますが、どのように運営を図る予定であるかお伺いします。
  3、環境保全。①、市内特に河川の美化及び自然界の生命について。市内の数少ない河川は、市民の皆様が水と直接触れ合う貴重な場でございます。その触れ合いの中から環境の大切さ、生命のとうとさを感じるだけではなく、みずからの情操や自己の尊厳をも感じることができるのではなかろうかと考えております。そこで、河川の浄化と周辺の美化について、どのような取り組みをされているかお伺いします。また、市内河川の各種汚染質濃度につきまして調べていれば、教えていただけたらと存じます。
  ②、不法投棄の現状と対策について。一般に治安と町並みの美化とにつきましては、相関性があるとのことでございます。つまり四街道市内の環境がどのようになっているかということが、治安がどのようになっているかということともとれると考えられております。そこで、市内ではどのような場所において、どのくらいの数量が不法投棄されているのかについてお伺いします。また、それに対し、市ではどのような取り組みをしているか、その処理に要するコストはどのくらいかお伺いします。
  ③、CO2対策について。京都議定書を受けて、地球温暖化防止策が国全体で取り組まれております。現在その原因の一つとしての観点からCO2排出量削減について取り組まれておりますが、市では一般家庭や各事業所に対してCO2排出削減をどのように呼びかけているかについてお伺いします。
  4、安心、安全。①、高齢者虐待防止対策について。高齢者が家族、親族などから暴力を受けるなど高齢者虐待は大きな社会問題となっております。平成12年に法改正された成年後見制度によりまして、高齢者の法的保護が図られましたほか、高齢者虐待の早期発見、早期対応を図るとともに、家族、親族などの高齢者の養護者の支援を行い、その負担の軽減を図るため平成18年4月に高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律、いわゆる高齢者虐待防止法が制定されました。虐待のおそれがあると思われる段階で地域包括支援センターへの通報ができることが明示され、早期の発見と対処が図られております。これを受けて四街道市では、現在どのように高齢者虐待を防ぐべく、方策をとっているのかについてお伺いします。
  ②、地震対策について。初めに、本項目の質問に先立ちまして、このたび起きました中国四川省大地震の被害に遭われました方のご冥福と一日も早い復興を心より祈念申し上げます。
  改めまして、質問をさせていただきます。行政防災無線は、有事の際に市内全域に伝わるように配備されているとのことですが、その中で聞きづらいという声は上がっていないのか、また上がっているのであれば、それに対し、どのような対応をとっているのかについてお伺いします。また、音に関してですが、一般的に300から8,000ヘルツの範囲であれば聞き取ることが可能とされておりまして、800から1,000ヘルツの範囲が特に聞き取りやすいとされております。そこで、四街道市のサイレンはどのようになっているかお伺いします。さらに、大地震等の災害時に対応するため、無線の出力を上げての実験放送を平時の間にするべきと考えております。例えば防災訓練の日は地域住民の方と防災訓練をしておりますが、これに合わせた形で出力を上げて実験放送してみることを検討していくことについていかがでありますか、お伺いします。
  5、市内産業の振興。①、農業、商業振興について。現在全国で農業従事者の後継者対策が問題となっております。四街道市におきましては、統計書によりますと、平成17年の市内農業従事者の3人に1人が60歳以上、4人に1人が70歳以上となっております。この数値は、現在一層高くなっていることが予想されます。また、全国的にも四街道市の高齢化は高い推移となっております。先般行われました農業アンケートにおきましても、後継者問題が顕著にあらわれる結果となりました。この問題は、四街道市のみならず、全国的にも大変重大な課題として取り上げられ、しかし残念なことに現時点におきましては劇的な対応が見つかっていないのも現状でございます。ですが、この問題は今後の食料自給率なども含め、最も緊急を要する課題の一つとして挙げられておりますが、農業生産法人の立ち上げなどと関連して、どのような対策をとっているかについてお伺いします。また、3月定例会の予算委員会におきまして、農業大学が現在林業に限定して行われているようですが、林業以外の項目も検討していただける旨のご答弁をいただきましたが、その後の活動につきましてお伺いします。商業の振興につきましては、よつカードの利用状況と、今後どのようにして利用を促すかの方策につきましてお伺いします。
  6、国体に関して。受け入れ態勢について。国体の開催地となりますことは、四街道市では初めてのことでしょうし、多くの四街道市民の皆様方にとりましても経験のない催しであると思います。この初めての国体を機にスポーツ振興を初め、健康づくり、市民協働などの観点から、より多くの市民の皆様方にかかわりを持っていただくべきと考えております。そのためにも、まずは行事を知っていただく、またご協力をいただくべきと考えておりますが、どのように広報活動を展開していくかについてお伺いします。
  以上、壇上からの質問でございます。よろしくお願いいたします。

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