平成21年9月一般質問2


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2010年08月31日

◆成田芳律議員 ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問並びに要望をさせていただきます。
  1、福祉行政の①、新型インフルエンザですが、先日全員協議会で石山議長からご答弁もございましたように、学校の出欠についてどのようになるのか、わからなかった保護者の方がいるというようなお話がありました。その後、私も保護者の方に同様の旨を聞かれたということもありますので、今後は正確な情報をきちんと相手に届ける、これはこの点に限ったことではありませんが、そうした周知の仕方についてご検討をしていただきたいと思います。また、新型インフルエンザそれ自体についても、リスクが低い方が感染した場合はどうなる、またリスクが高い方はどうなる。こうしたいろいろデータというのはいろんなところで出ておりますし、またワクチンについても製造が開始されて、10月には国内で最初の出荷がなされるという旨の情報がありましたが、そういったことをその都度広く市民の皆様にきちんとした形で提供できるようにしていただきますようお願いいたします。
  ②のごみ処理広域化と市内ごみ問題についてですが、答申を受けて市としましては、本日も多くの方から、また答申を受けてからいろんな、ほとんどの議員から広域化についてどのような形になっているのかでしたり、そういった質疑がなされております。それとあわせて、先ほどご答弁の中でルートについてでしたり、ごみの分別方法についても協議する課題があるという旨のご答弁いただきましたので、それとあわせて吉岡の次期ごみ処理用地をどのようにするか、また27年を目途にというようなお話ですが、それが例えば平成26年度から加入できた場合、25年度からできた場合、そうした場合における四街道市での経済効果はどのような形になるのか、こうした試算またシミュレーションを部内でしていただきますようにお願い申し上げます。ですが、答申がなされたということは、広域化に向けた大きな一歩であるということは認識しておりますので、引き続きご努力のほどをよろしくお願いいたします。
  また、これはごみ処理施設だけに限ったことではありませんが、葬祭組合でしたり、それ以外にも広域で行うべき点、また広域で行ったほうがいいのではないか、こうしたことについてもどのようなことがあるのか。そうしたことの精査並びに検討をしていただきたいと思いますので、あわせてよろしくお願いいたします。
  3番の四街道駅南口保育施設設置についてですが、これは四街道駅南口の周辺の方のみならず、市内全域の待機児童解消に向けた大きな取り組みでもあるというように私は認識しておりますが、市ではその点につきましてどのようなご認識でいらっしゃるのか、お伺いします。

◆成田芳律議員 部長から今解消につながるのではないかというご答弁ちょうだいいたしまして、ここで私から1点要望をさせていただきたいと思います。
  このたび土地利用者に対して土地を用意していただける方はいないかという旨の募集をかけたところ、その中身について平米数が2,000平米でとあったと記憶していますが、目安として行っていたと思いますが、その広さですと90人以上であったとしてもそれは可能ではないかというふうに考えております。と申しますのは、市内においても38名の待機児童というお話、それ以外でも昨年度の国内の待機児童数これは全国で2万5,000人、その前年より6,000人増えているというデータがございます。また、そうしたデータに出ている方以外にも、潜在的な待機児童ということについても、部長からのご答弁の中で潜在的な待機児童についてもといったご答弁ございましたが、まさにそのとおり90人ということにこだわる必要はなく、120人というようなより広い形で、これはより広くするといったことによりまして、今想定されているということは今市内にいらっしゃる方の待機児童、またはこれから保育施設に入所したいこうした数を恐らく概算といいますか、計算して90人が適当であろう、このような形になっているとは思いますが、これは保育施設のみならず市外から引っ越しを考えている方が、このような全国で2万5,000人待機児童がいるという現状を踏まえれば、それの受け入れ態勢が充実しているという四街道である、子育てをするなら四街道という、こういったPRまたは活性化にもつながる、こうした観点からも人数の枠に対して再度ご検討いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  2の教育行政の①、学校整備事業についてですが、整備という点から6月議会で同僚会派の岡田議員初め多くの議員から、校庭または園庭の芝生化についての質問がなされております。それを受けて、市ではどのような結論が出たのか、または議論の最中である、あるいはどのぐらいに結論が出るのか、そうしたことについてお伺いします。

◆成田芳律議員 力強い前向きなご答弁、ありがとうございます。芝生化については、私は以前柏市に住んでおりまして、柏の保育施設が全面芝生化になっているところもございまして、そうしたところで保護者の方のお話も伺ったりしますと、やはり芝生ではだしで歩けるでしたり、いろいろな効果が見込めるといったこともありましたので、引き続きご検討、また導入していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
  また、この芝生化に関してのみならず、補助金の対象となる事業、例えば京都では風車を導入するでしたり、そういったことがございますが、そうした補助金の対象となる事業について、先進的に導入している場所について効果があるのか、四街道の教育環境にプラスになるのかどうか、そうしたことを踏まえてご検討いただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
  ②の通学路の対応ですけれども、私も環境が悪いといいますか、危険な状態であるとされる通学路を一緒に児童と登校してみました。そこで、私が普通に歩いても、これは危険だなというのを本当にもう痛感します。さらに児童ですので、その目線からすると、すぐわきを車が速いスピードで通りますので、その恐怖というのは私以上に感じるのではないか。これは児童だけではなく、保護者の方からも、安心して子どもを学校に送れるか、こうしたことも考慮していただきまして、引き続き力強い関係各所への要望を続けていただきたいと思います。
  3の効率行政の①のPDCAについてですが、再三にわたり私質問しておりますが、なぜそれについて何度も質問させていただいているかと申しますと、ご答弁の中では事務事業の改善というところで導入した結果いろいろな形で改善されているといった点もございますが、それとともにその前段階として職員の方の働く環境整備、これ自体もPDCAには備わっているということから質問させていただいております。この考えは神奈川県で先進的に導入されていまして、そこの職員の方とお話させていただいたときにあった話ですが、業務の改善が行われたことはもちろん成果して挙げられるが、何より職員の煩雑な事務が減った点が、各事業を行うときにより時間をかけて議論をし、結果として質の向上につながったのではないかと考えているという話でした。そこで、具体的に煩雑な事務が減ったというのはどのようなことか伺ったところ、大変興味深いお話を伺いました。それは、各職員の作成する報告書や企画書、そうした文書についてでした。各事業別の取り組みについて、達成報告書なり努力目標値でしたり、そういったことを記載することをやっているのですが、それは個人別だけではなく、そのグループ別、さらにはその事業別、同内容の書類を何種類も今までは作成していたというようなお話がありました。そういったことが一元化して、目的に沿った手段をどう考えるか、こうしたことに重点を置いた結果、同様の書類を作成する時間をカットし、その分市民生活福祉になるのはどのようなことが望まれるのか、こうしたことに対して考える時間が増えたということがありました。また、そういった意味でも煩雑な事務事業について、これは職員の方からも無駄ではないかという、気持ちはあったとしてもそれを進言するための論拠というものを探していたときにこのPDCA、これを一元化するに当たり、導入する論拠となれたということが一番大きいのではないかというお話がありました。そうしたことを受けて、本来の目的である行政は何をすべきか、こうした目的と手段、これをきちんと精査して今後とも改善していただきたいと思います。
  ②のワンストップサービスについてですが、庁舎に訪れた方の手続の簡素化、また職員の方の仕事も整理されることになり、本来はウインウイン、相互に利益がある状態になるというのが見込める事業であると認識しておりますので、来年の6月スタートというお話ですが、いま一度あるべきワンストップサービスについてをご検討いただきますようお願いいたします。
  4番の安心安全の①の交通不便地域対策の現状と課題についてですが、交通連絡協議会を行ったというご答弁ありましたが、その協議会の議論の中身についてどのようなものがあったのか、お伺いします。

◆成田芳律議員 今後は協議会が中心となって検討なさるとは思いますが、今後どのようなスケジュールで行うのか、そのようなことについてお伺いします。

◆成田芳律議員 年度内にもう一度開催できるように調整中ということですので、この協議会がしばらくの間開催されておりませんでしたので、今後市内の交通不便地域対策、場当たり的ではなく、根本的なところからきちんとした解消に向けた議論がなされることをご期待申し上げます。
  ②の当市の飲料水の現状についてですが、生活基盤となる水の提供ですので、その整備状況について伺いたいと思いますが、水圧でしたりいろんな問題等もありますが、今回の石綿管について、現在どのような状況で今後どのように行うのか、また整備がいつごろ完了する予定があるのかどうか、そうしたことについてお伺いします。

◆成田芳律議員 四街道の水はおいしいという話は、私も結構おっしゃっていただくこともありますので、今後ともご努力のほどよろしくお願いいたします。また、そのほか細かい点につきましては、改めてお伺いさせていただいたり、関係部署にお伺いさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  5の農業問題の援農いんばの取り組みについてですが、10月に総会を行うと伺っておりますので、それを受けてさらなる改善または改革と言っていいのかあれですが、そういったことをなさるのであろうと認識しております。そこで1点質問させていただきますが、実際農家の方への周知、これはどのような形になっているのか伺います。

◆成田芳律議員 四街道市内で農業をやっていらっしゃる方が安心して耕作に専念できるように、市としましても援農いんばさんに対してできる限りのサポートをしていただきたいと思います。
  6の国政選挙を受けての当市への影響ですが、ご答弁のとおり発足後にならないとわからないといった点は、確かにそのとおりです。ですが、そこで1点質問させていただきますが、八ツ場ダム、これの入札停止が今なされております。これを受けて、当市では今まで八ツ場ダムに対して出資金または負担金、これが合計で大体どのぐらいの金額になるのか、把握していらっしゃればお伺いします。

◆成田芳律議員 2億2,200万円という決して少なくない金額でして、また東京都の石原都知事は国の方針で廃止をした場合、負担金、出資金の返還を要請する旨の発表がございました。また、当市におきましても、さまざまな立場があるということは存じておりますが、構成団体各所と何が四街道市にとってプラスとなるか、こうしたことについてご検討いただきまして、方向性を出していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  7番の財政問題についての当市の課題と取り組みについてですが、より効率的な事務事業のあり方について、見直しの仕方、それ自体を変更導入することによって経費の削減を抜本的に変えられる。こうしたことが、今現在行政改革でしたりそういったことで、大変なご努力をなさっているということは存じていますが、やり方それ自体を変更することによって、さらなる効果が見込めるということもございますので、そうしたことを検討していただきたいと思います。
  ガバメントからガバナンスへ、今までの自治はガバメント、つまり統治という形で行われておりましたが、それがガバナンス、明確な和訳というのはございませんが、協治または共治、このような形で訳されていると思いますが、こういった自治のあり方について、こうしたことを踏まえて市民協働でしたり、自治体によっては自治基本条例でしたり、そういったことへの流れとなっているところもございます。こうしたことも踏まえまして、行政で行わなければならないこと、地元住民の皆様と協力して行うべきこと、また市全体として行うべきことの精査を行い、結果として生活の向上、また財政運営の健全化が図れるものであると認識しております。
  四街道市におきましても、市民参加条例でしたり、そういったことを導入している状態でありますが、結果として市民がきちんと参加できている状態であるのか、そうしたことも踏まえて四街道に住んでよかったと言えるような、そのようなまちづくりに対しての検討をしていただきたいと思います。
  今回の質問で個別具体的な中身についての質問というよりも、確認としての質問を多くさせていただきました。というのは、来月、10月に小池市長が誕生して丸1年となります。私も1年生議員でして、本当に1年間は聞きなれない行政用語でしたり、初めて聞いたような単語というので戸惑っていたという点もありますが、やはり市長におかれても同様のこともあったのかなというのは感じておりました。ですが、1年間を通してその任期を全うした中で、来年度どのような形で予算編成をするのか、より広い視野でバランスを見て市政運営を図っていただきたいということを12月議会で行わせていただきたいということから、今回こうした内容の質問をさせていただきました。ただ、小池市長は療養中ということですので、一日も早い回復をお祈りいたしまして、私からの質問とさせていただきます。
  ありがとうございました。

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