平成26年6月議会一般質問


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2015年11月14日

議席4番、会派四街道創志会の成田芳律です。通告に従いまして、一般質問を行います。
1、市内公共交通について。
(1)、ヨッピィの値上げ、時間変更が行われましたが、変更後の現況についてお伺いいたします。
(2)、市内公共交通整備について、今年度に行われる予定である地域公共交通会議の開催予定についてお伺いいたします。
(3)、また会議の議題について、現状での予定はどのようになっているのか、お伺いいたします。
(4)、改めてという形になっておりますが、交通施策についてどのような方針で行う予定か、お伺いいたします。
2、排水対策について。
(1)、排水について、貯水設備、排水路、流末排水について、それぞれ市の課題、問題点についてどのように認識しているか、お伺いいたします。
(2)、その課題、問題点について、どのような取り組みを行う予定であるか、お伺いいたします。
(3)、具体的な今年度の予定、また今後の予定についてお伺いいたします。
(4)、中長期でどのような計画及び予定をしているのかについてお伺いいたします。
3、高齢者支援について。
(1)、ロコモティブシンドロームとはどういったものであるのかについてお伺いいたします。
(2)、市内における取り組みについてお伺いします。
(3)、通称ロコモと呼ばれておりますが、そのロコモという言葉に対しての市内での認知度についてお伺いいたします。
(4)、その認知度について、どのようにご認識しているか、お伺いいたします。
4、学校設備の充実について。
(1)、市内学校施設への空調設備、小中学校に対するエアコンの導入について、今年度設計委託を行うということが当初予算審査の段階でなされておりましたが、それはいつごろの予定であるか、お伺いいたします。
(2)、またその予算委員会におきまして、導入は次年度とのご答弁がございました。そこで今後の具体的なスケジュールについてお伺いいたします。
(3)、そうした施設に対してエアコンを導入するということは、家庭用のまた一般用のエアコンの設置とは費用が大幅に異なるということが予想されます。そこで、事前に幅広く周知をする必要があると考えますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。
5、農業振興について。この点につきましては、補正予算で計上されており、また予算審査も終了しておりますが、通告時でこのような形で提出させていただいておりますので、確認を込めてお伺いさせていただきたいと思います。
(1)、ことしの大雪によりさまざまな農作物及び農業設備に被害が生じたと考えますが、市の把握状況についてお伺いいたします。
(2)、またそれらに対する市の取り組みについてお伺いいたします。
(3)、農業振興について、市の現況と課題についてお伺いいたします。
(4)、それらに対しどのように行う予定であるのか、お伺いいたします。
以上、壇上からの質問といたします。よろしくお願いいたします。

◎市長 私からは、第5項目農業振興について順次お答えいたします。
初めに、1点目のことしの大雪による農業被害に関する市の把握状況につきましては、JAいんばからの情報提供と農家組合への回覧を通じて被害状況の把握を行ったところでございます。具体的な被害の状況といたしましては、イチゴ、アスパラガス等の野菜類、花卉等の栽培や水稲の育苗のためのパイプハウスなど、57棟が倒壊等の被害を受け、被害総額は7,022万8,000円でございます。被害総額の内訳といたしましては、農作物ではイチゴ583万7,000円、アスパラガス60万円、シュンギク23万9,000円の合計667万6,000円でございます。農業施設といたしましては、ビニールハウス等が5,260万2,000円、鉄骨ハウスが1,095万1,000円の合計6,355万2,000円でございます。
次に、2点目の市の取り組みにつきましては、国、県と市が連携いたしまして、農業用ハウス等の再建、修繕につきまして事業費の10分の9、撤去につきましては国庫補助対象経費の10分の10を補助することで、被災された農業者の皆様の経済的な負担軽減と農業経営基盤の安定を図ってまいります。
次に、3点目の農業振興について及び4点目のそれに対しどのように行う予定であるかにつきましては、関連がございますので、あわせてお答えいたします。今回のような異常気象による災害で農業被害が生じた場合には、速やかに被害状況の把握を行うとともに、国、県、市の連携により、スピード感を持って対応していく必要があると考えております。市といたしましては、JAいんば、農家組合等の農業団体との連携により、被害情報の収集及び確認を迅速に行い、被災された農業者の皆様への相談体制の充実を図り、経済負担軽減のための各種事業につきまして、国、県と連携を図りながら対応してまいりたいと考えております。
私からは以上でございます。他のご質問につきましては、担当部長からご答弁をいたさせます。どうぞよろしくお願いします。

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◎経営企画部長(大野芳久) 私からは第1項目、市内公共交通についてお答えします。
市内循環バス「ヨッピィ」につきましては、4月1日からの消費税率引き上げに伴い、民間路線バスの初乗り運賃に合わせて運賃改定をいたしました。また、遅延緩和を図るため、ダイヤ改正を行ったところです。変更後の状況でございますが、運賃改定につきましては、現在までに利用者からの苦情等は寄せられておりませんので、皆様にご理解いただけたものと考えております。また、ダイヤ改正につきましても、運行事業者から遅延状況が以前よりも改善している旨の報告を受けておりますことから、一定の効果があったものと考えております。
次に、今年度の地域公共交通会議の開催及び議題の予定、交通施策の方針についてでございますが、地域公共交通会議は今年度中に2回の開催を予定しておりまして、第1回を早期に開催したいと考えております。その中で、公募市民を含む委員の皆様のご意見をいただきながら、新たな公共交通システムの導入の方針を作成してまいりたいと考えております。なお、新たな公共交通システムにつきましては、市内公共交通空白地域、不便地域への対応とあわせ、本市の課題の一つとなります高齢化への対応や地域の活性化も踏まえた包括的な視点から、デマンド交通も含めました効果的な方策を検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。

◎都市部長 成田議員の一般質問2項め、排水対策について1点目から4点目まで関連がございますので、一括してお答えをいたします。
まず、鹿島川水系では小名木雨水幹線の整備が最上流部約26メートルを残してほぼ完了しており、現在みのり町及びみのり町ガード下の道路冠水を軽減すべく小名木雨水4号幹線上流の軌道横断工事をJRに委託しております。軌道横断工事完了後は、引き続きガード下までの工事及び4号幹線の上流、四街道駅北側までの雨水管整備を実施してまいりたいと考えております。さらに、今後さちが丘2丁目地先の小名木雨水5号幹線の整備を関係機関等との協議を経て実施をしてまいりたいと考えております。
次に、手繰川水系では四街道雨水幹線沿線の溢水を軽減するため、短期的な対策として現在文化センター駐車場に降雨時に市役所周辺の雨水を一旦貯留し、流出量を抑制するための地下貯留施設の実施設計を行っており、実施設計完了後速やかに工事を行ってまいりたいと考えております。また、あわせまして大日緑ケ丘地先にございます調整池の有効利用を図るための実施設計を今年度行う予定であります。抜本的な対策としましては、国からの財政支援が可能な公共下水道事業として整備を行うために必要な都市計画決定などの手続を進めてまいりたいと考えております。
次に、勝田川水系についてお答えをいたします。本水系の主流となる第3排水路周辺は、古くから浸水被害が生じており、その都度水路本体の部分的な改修やポンプ設置による流域外への暫定的な排水など、こうした対策を講じてきたところでございます。しかしながら、市街化の進展や近年頻繁に発生をしますゲリラ豪雨による一時的な流出量の増加には対処し切れず、対策に苦慮しているところです。抜本的な対策としましては、下流河川であります勝田川の改修が不可欠でありますが、長期間を要している中で短期的な対策として上流流域の浸水ポイントにおいて、一時的に雨水を貯留し、時間差をもって下流へ排水する貯留施設の設置を進めているところです。具体的な対策につきましては、緑ケ丘第9幼児公園及び四街道西中学校グラウンドへの雨水地下貯留施設を設置する事業を進めているところです。なお、長期的な対策につきましては、勝田川の河川改修の進捗にあわせ、効率的かつ効果的な対策を検討してまいりたいと考えております。
私からは、以上でございます。

◎福祉サービス部長 私からは、第3項目の高齢者支援について順次お答えします。
初めに、(1)、ロコモティブシンドロームの定義についてですが、運動器の障害のために移動能力の低下をきたして要介護になる危険性の高い状態になることで、運動器症候群のことをいいます。なお、ロコモティブシンドロームを起因とする代表的な疾病としては、骨粗鬆症や変形性関節症などがあります。
次に、(2)、市内における取り組みについてですが、高齢者を対象とした通所型介護予防事業の一環として、運動器の機能維持と向上を図る事業を実施しています。平成25年度の実績は、1コース12回を3カ月で行うプログラムを5本行いました。参加実人数は73人、参加延べ人数は753人でした。本年度は、このプログラムを1本ふやして6本実施をする予定でございます。
次に、(3)、ロコモという言葉の認知度についてですが、実は調査をしたことはありませんが、認知度は低いと思われます。
最後に、(4)、ロコモという言葉の認知度に対する市の認識についてですが、ロコモをほっておくと、要介護状態を招くことから、ロコモまたは運動器症候群の名称と対策を周知すべきだと考えます。また、移動能力の低下を来して要介護にならないよう、運動器の機能維持と向上を図る事業の内容をさらに充実してまいりたいと考えております。
以上でございます。

◎教育部長 私からは4項目め、学校設備充実についての1点目から3点目まで順次お答えします。
初めに、1点目、設計委託はいつごろ予定しているかについてですが、小学校については3つに分けて6月10日に、中学校分につきましては、2つに分けて6月16日に入札を行いました。現在契約手続を進めているところですが、契約期間につきましては、契約日から10月15日までとしています。
次に、2点目、今後のスケジュールについてですが、平成27年度の学校施設環境改善交付金の内定後に空調設備設置工事の契約手続を行うことになりますので、平成27年6月以降の契約手続で工期は12月までの約6カ月間を予定しています。
次に、3点目、あらかじめ周知する必要があると考えるがいかがかについてですが、現在実施設計を進めているところですが、能力の大きな機種が必要となることや新たに配管、配線等の設置が必要となり、既設の受電設備の改修等の施工にも多額の費用を要するため、事業費としては大きな金額となってきます。なお、小中学校の空調設備については、前期基本計画に位置づける事業として公表するとともに、市ホームページに掲載していますが、今後整備内容等について保護者の方へ学校を通してお知らせをしていくとともに、教育委員会のホームページや広報等により、市民の方へ周知を図ってまいりたいと考えています。
以上でございます。

◆成田芳律 ご答弁ありがとうございます。それでは、順次再質問を行いますので、よろしくお願いいたします。
公共交通についてですが、新たな公共交通のシステムを今年度中に具体化していくというご答弁でございました。公共交通については、過去以来何回か質問をさせていただきまして、そのときにはこうしたことも検討の中に選択肢の一つとして入れておいていただければということがございましたので、以前申し上げたことから多少時間もたっておりますことから、ぜひ検討していただけないかというところをご紹介させていただきたいと思います。
先ほどのご答弁の中でもデマンドという形でのお話ございました。また、同僚議員からもデマンド交通に関しての提案、提言または質問等々ということもありました。ただ、このデマンド交通ということなのですが、一言でデマンド交通と言ったとしても、そのやり方は結構いろんなやり方があって、実際デマンド交通を導入したという他市、他自治体の事例なんかでも、その手法というのは当然地区の実情に合わせてというのもありますが、大きく異なっているということがございます。そういったところを結果としてどういった形でのデマンドということになったら、それは公共交通会議の決定を受けた後は、早目にご報告をいただきたいなということをまずもって申し上げて、その後で私がこうするのもどうかなということを申し上げさせていただきたいと思います。というのは、他市の実情のいわゆるデマンド交通というところで、よく取り入れられているところは、交通の空白地域及び不便地域の地区に対してデマンド交通を走らせるという形で採用しているところが多いというのが実情ですが、ただそうなったしまうと、やはりデマンドとして導入した場所以外にも、やはりどうしても不便地域、空白地域ということは残ってしまうということは往々にして考えられるのかなと。つまり既存の路線であったり、そうしたところから範囲を大体この地区という形にしたとしても、何をもって不便地域にするかということもありますが、市内全域でどこの地区、地区として中学校区単位でも結構ですが、そうした中でいわゆる不便地域というのが一切ないというところはないのかなと。
それでいくと、範囲を限定した形でのデマンドの導入というのは、やはりその後の残された空白地域、不便地域に対しての対応をどのようにするのかという質疑がなされかねないというところからいきますと、よその事例でみていくと、四街道でどういうのがいいのかなと、いろいろ探してみたところ、デマンドの地区としている範囲が結構四街道の市域全域を覆ったとしても、どちらにしろシステムの構築にかかる費用であったり、車両購入及び人件費、その他もろもろ、そうしたところをそこまでの上乗せということにはならないのかなと。かつ後ほど再質問のところでお伺いしたいと思いますが、いわゆる福祉的、ヨッピィも当初福祉的な位置づけということは、大変強目に出して、実験的に始めたという経緯があります。福祉的というところで、やはり呼び方からしても、年配の方が特にその対象になり得るのかなというのもありますが、子育てということで最重要の課題としておると、また戦略としていると。ということと、あとシティセールスという観点からいくと、年金の1階、2階のような形の、つまり市内全域その中身で言うところのいわゆるフルデマンドという、またその中におけるドア・ツー・ドアというちょっと片仮名になってしまいますが、概念としては停留所ないし停車してもらえる場所がその意味でいけばほぼ無数にある状況、その中でさまざまな市内であったり、市外に出るために例えば駅も含めといったところに移動できるということを取り入れて、その上で既存路線であったり、タクシーというところも、最近ですと市内でもカーシェアリングとかも結構広まってきているところではありますが、そうしたところでやってみるのはどうかなと。
つまり四街道市の売りの一個として、交通に関しての不便、空白地域はないと、これ言えるところは今のところ多分国内探してもないのかなと。四街道の市域だからこそそういったものも実現できるのかなと。その次に考えなければいけないことは、コストの面ですけれども、それは先ほど申し上げたとおり、デマンドという形で導入するのであれば、そこに政策、意思として、どれだけ予算を上乗せできるのかというところとともに、地区を限定かえってしないことによって、利用者数がふえることが期待できるということがありますので、1日の利用者数の増も見込むことによって、多少の対応ができるのかなと。あといわゆる民業圧迫につながらないようにという点になりますが、そのフルデマンドという形で、かつ到着するまで、また目的地に行くまでの時間を多少ゆとりを持って運行しますよということを改めて事前にご理解をいただくことによって、時間という観点から、また路線バスとかについては、確実に時間に、かつその場所に来るということが明確になっていますが、そうした時間というところの概念とかをどのように扱うかによってすみ分けもできてくるのかなと。つまり時間はかかっていいから、そうしたところで市内行きたいところに行けるようにしてほしいと。通勤、通学であったり、そうしたところにはやはり既存の路線バスであったり、そうしたところを使っていくというすみ分け、またタクシーも同様、いわゆるデマンドということに関しては、乗り合いというような形で表現されることも往々にありますので、それでいくとどうしても表現として適切かわからないですが、寄り道をしていくということもありますので、そうした意味からいっても、目的地までに到着する時間、また呼んでからどのぐらいで時間で来れるのかというところで、そうしたすみ分けということでやっていただければ、ある程度その問題もクリアできるのかなと。そうやって1階、2階立てという形にすることによって、市内全域となることで、先ほどの福祉的という中の一つに、例えば妊婦の方なんかにも子育てという観点から日々の買い物だったり、そうした中でタイミングによっては極力運転控えたほうがいいような時期もあるのかなと、そうしたことからも市内全域の子育て環境の整備ということでどうなのかと。もちろんこれが唯一という話ではないですし、私が今申し上げた点においても、これ以外にも反論できる点ということはあります。事実今申し上げた点については、実際私ごとですが、研究機関、大学院の中でその関係の簡単な論文と言っていいのか、そこまでのレベルかわからないですが、そうしたところで学会のほうでいろいろ議論させていただいて、その中である程度どうにかなった、できたというところはご紹介させていただいたというところでございますので、それも含めてご検討いただきたいなというふうに考えております。
随分前置き長くなってしまいましたが、ヨッピィに関して、市内の一番知られているイベントといったらば、恐らくふるさとまつりなのかなと。市の施策という位置づけとしては、また若干意味合いは異なってしまうと思いますが、ヨッピィということに対しての市民の方の認知度は結構高いのではないかなと思っております。そのヨッピィ、先ほど現状苦情等はないということがございまして、また改善もなさっているという話がございました。ただ、これからそのヨッピィに対してまたいろんな話も出てくる可能性があるという点から、今後の追跡調査これをどのように、追跡調査という言い方でいいのかな、利用者の方から意見であったり、そうしたところをどのように行う予定か、お伺いいたします。

◎経営企画部長 お答えいたします。
ヨッピィにつきましては、今後とも運行事業者から利用者数等の実績報告書、これらをいただいておりますので、これをもとに利用状況等につきまして注視してまいりたいと考えております。

◆成田芳律 わかりました。そのような形で行っていくということでありますが、やはり市からの補助で少なくない金額が出ているということもあります。そうしたことも含め、最終的には地域公共交通会議で結論がなされるとは思いますが、その前段として、やはり議論するべきところはあるのかなと。その点で行政と、また事業者さんとで補助のあり方だったり、またルート、時間、そうしたところをどのような形でお話をしていくのかについてお伺いいたします。

◎経営企画部長 今後につきましては、運行事業者と協議を重ねて、市の地域公共交通会議での意見を踏まえて、昨年と本年の4月に運賃、それから運行方法の見直しを行ったところでございます。今後も、利便性の向上策とあわせ、市の負担軽減を含めた効率的な運行方法などにつきまして、運行事業者との協議を重ねて行いまして、最終的には地域公共交通会議に諮ってまいりたいと考えております。

◆成田芳律 今ご答弁いただいた会議の結論、それがなされた後に議会に対してはどのような報告というか、ご説明があるのかについてお伺いいたします。

◎経営企画部長 公共交通システム等の導入の方針などにつきましては、今年度中に作成してまいりたいと考えておりますので、この導入方針がまとまり次第速やかに議会等に報告してまいります。

◆成田芳律 ぜひよろしくお願いいたします。この項最後、先ほど挙げさせていただきました福祉的となされる中において、一例としての妊婦の方という形で申し上げましたが、そうした広い意味で福祉的という形でのご検討ということでよろしいのか、確認をさせていただきたいと思います。

◎経営企画部長 お答えします。
現在他の自治体の運行事例を幅広く調査しながら、本市にとって最適と考えられる公共交通システムの導入について、考え方を整理しているところでございます。市といたしましては、本市の課題も踏まえた包括的な視点での検討を進めておりまして、ご質問にございます福祉的な位置づけにつきましても十分に考慮したものとしてまいりたいと考えております。

◆成田芳律 よろしくお願いいたします。本当公共交通に限った話ではないのですが、これが唯一の会だって、なかなか行政難しいですから、ただその中で本当にご答弁ございましたような最適というところでご検討いただきまして、いい形でのご報告をいただけるように期待をしておりますので、よろしくお願いします。
次の排水対策、壇上のご答弁で大枠として、特に幹線でご答弁いただきました。また、一般質問及び全員協議会等々でもお話ございましたが、それ以外に例えばどういったところが市として問題としているよと、課題としているよというのがあれば、その点についてお伺いいたします。

◎都市部長 お答えをいたします。
先ほど壇上でお答えを申し上げました各水路等の幹線を流末とします小規模な水路あるいは道路側溝、こうしたところにも多くの課題、問題点がございます。具体的に申し上げますと、流末の問題以外にも排水施設そのものが未整備であるとか、あるいは施設の老朽化あるいは断面の不足、土砂の堆積によります機能の低下などさまざまでございます。また、これらの解消に当たりましては、財政的な問題以外にも例えば境界が未確定なために用地的な問題などによりまして整備ができない、こういった場所もございます。
以上でございます。

◆成田芳律 ありがとうございます。今ご答弁いただいたところというのは、特に実際において区自治会から上げられてくる要望ということと合致している点が多いのかなというふうに考えてはおりますが、そこで実際の要望、状況、またその処理件数、どういった形で行っておるのか、お伺いいたします。

◎都市部長 お答えをいたします。
排水関係のご要望につきましては、毎年多数いただいております。区自治会からの連絡票での要望でございますが、昨年度の集計では61件ございました。この内訳でございますが、道路側溝などの排水施設の新設、これが13件、老朽化や断面不足による改修が6件、排水施設の軽微な修繕が25件、ふたかけなどが4件、それから土砂堆積によります清掃が13件でございます。処理状況でございますが、清掃ですとか、維持修繕的なものにつきましては、逐次対応している状況でございますけれども、新設ですとか、改修など個別の予算化が必要な規模の大きいものは、次年度以降の対応となっております。このように排水施設整備の持ち越し分につきましては、昨年度末までで50カ所程度ございます。それぞれ重要性などを調査した上で、予算確保に努めているところでございます。
以上でございます。

◆成田芳律 ありがとうございます。ここで実際に件数とか、そこら辺伺わせていただいたのは、その数字自体がどうのという話ではなく、実際次年度に繰り越しであったり、そうした要望になっているところは、排水路自体がないところだったり、土砂で埋まりやすいところ、そういったところはわりと個人の民家であったり、田畑なんかに水がばっと流れてしまって、その対象となるところが市全体からいくとそういったバランス、割合の関係であったり、また実際それで清掃もしていただいたりもしていますが、ただ一回きれいにしても、またすぐ土かぶってしまってだめになってしまうというので、なかなか手やいているのかなというところはあろうかと思います。ただ、これ難しいというのは本当わかるのですが、そういう状況で何とかしないとという、それは重々伝わってもきているのですが、その状況が長くなればなるほど、路自体が余計に長寿命化計画とか、さまざまなところでやってはおりますが、逆に老朽化が、また損傷が激しくなるというところからいくと、余計に結果的に費用もふえる可能性もあるというので、また社会資本ですから、こうしたところには必要な手だて、つまり予算的なところも含めて全庁でそのバランスもありますが、そうしたところのご検討をいただきたいというところで質問をさせていただいた次第です。
ロコモティブシンドロームです。この点本来ロコモと言われる点は、年配の方に限ったものではなく、あくまで予防であったり、そうしたところも含めての話ですが、わかりやすくというところでご答弁をいただいたところです。このロコモというのがご存じの方からすれば、当然ご存じなのでしょうが、認知度の割には問題、課題として重要な位置を占めているというものでありまして、実際地域包括ケアであったり、その他福祉、その意味での福祉というところでは、質疑また議論を行っておりますが、要支援、要介護になる原因というところで、運動器障害つまりロコモに原因または要因としてなっているところがデータとしては若干最新の中でもやっぱり時間はたってしまっているのですが、平成22年の厚労省の基礎調査からなのですが、それが23%で一番多いと。ついで脳血管の関係で22%、認知症で15%、衰弱が14%、その他で26%という形になっておると。ロコモという単語それ自体がどうのというより、運動器系のところで適度な運動等をしましょうというところをやって、実際市も市政だよりなんかには出ています、ロコモメタボ体操。メタボというのは結構広く認知されているし、私もなかなか最近余計重要な単語として認識はしているのですが、そうしたところで市政だよりはロコモということの定義も含めて掲載されていると。運動するからこの時期に運動しますよと。先ほど部長がご答弁いただいたところです。案内、紹介として市政だよりに載っているところですが、そうした中においても認知度が低いという話がございました。これ直接の質問としては本来の市政だよりということで、通告外にもなり得るのかなとも思うのですが、先ほどの認知度が低いというご答弁で、そうした市政だよりへの掲載というところは、どの程度参入、数値化できるようなものではないと思うのですが、どのような形での先ほどのご答弁になったというところをお伺いいたします。

◎福祉サービス部長 お答えします。
市政だよりへの最近の掲載についてですが、平成24年12月1日号と平成25年1月15日号に、今から始める体操教室ということで、ロコモの定義について記載をしています。市内にお住まいの方であれば、今ありましたように高齢者に限らずどなたでも参加できるため、広く市民の皆さんも目にしていると思われますけれども、数値としてどの程度という部分については、ちょっと申しわけないですが、把握はちょっとしておりません。

◆成田芳律 これ以上は通告から外れますので、質問ではないのですが、広報これ本当にどうすれば認知度が広がるとか、周知できるかというのは、これは一つの大きな課題かなというふうに思っておりますので、また別の機会で質問させていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
このロコモの関連最後ですが、ロコモという単語自体がどうのこうのというわけではないのですが、いわゆる健康で健やかに生活していただくと、基本的に好きこのんで病気、けがする方はいないとは思っていますので、そうした意味でも予防というところを実際市の施策なんかでも予防とか、そうしたところを重点的に行っておるというのは、私なりには理解しているところでもありますが、そうした予防に関しての施策に対しての課題、問題点、またそうしたところとロコモということで質問させていただいておりますので、そうしたところを関連づけた形でどのようにお考えか、お伺いいたします。

◎福祉サービス部長 お答えします。
移動能力の低下から、要介護にならないための介護予防については、壇上でお答えいたしましたけれども、ロコモ対策として、運動器の機能維持と向上を図る事業を実施しておりまして、今後もさらなる充実に努めていきたいと思っています。また、食生活の改善や生活習慣を整えるということで、運動能力の低下を抑えられることから、日常生活で実際にできるロコモ予防の普及、啓発が重要だと思います。このことから、具体的なロコモ対策の実施と日常生活でのロコモの予防普及、啓発を関連づけて施策を展開する方向で進めていきたいと考えております。
以上です。

◆成田芳律 よろしくお願いいたします。
次のエアコンです。先ほどご答弁の中で補助に関してのお話もありましたが、確認といいますか、再度お伺いしますが、いわゆる大規模改修事業に該当する国庫補助事業ということでよろしいのか、お伺いいたします。

◎教育部長 お答えいたします。
国庫補助対象事業となります。なお、活用する交付金は学校施設環境改善交付金となります。
以上でございます。

◆成田芳律 ありがとうございます。その補助が内定後という話でありますが、それがあったとしても、やはり相応の予算を市から計上する必要性が出てくるのかなと。そこら辺は予算組みという形で、どういう形で、それはこれからの話にはなろうかとも思うのですが、現状でどのようにお考えか、お伺いいたします。

◎教育部長 お答えいたします。
実施設計による設置工事費の算定及び国庫補助等の活用による財源措置等を含め、当初予算に計上する予定でございます。
以上です。

◆成田芳律 実際予算審査の中でもエアコンについてお話ございました。その上で、何でこんな形で質問しているかと申しますと、昨日関根議員トイレに関しての質問で、合計すると10億円という形での質疑がなされましたと。トイレそうするのはいいことだという形で皆さん思ったとしても、その金額を聞いたらまたひょっとしたらという可能性で考えが変わる方も出る可能性だってあると。ただ、実際そのときのやりとりでは、順次行っていくというところだから、いきなりぼんとかかるわけではないよということでありましたが、エアコンについては、やっぱりエアコン、ああ、いいではないかと。それこそ以前と違って30度を超える日というのが当たり前になってしまっている状況ですから、ぜひお願いしたいと。特にこの点については実際予算ついていますけれども、市長も県議のときに委員会でしたか、どこかでそのときは特に保健室からでも順次やってくれと、たしかそういった趣旨で、ただ学校施設にエアコンは必要だという話なさっていたと思いますので、そうした意味からもしっかりランチトークなんかでもいろんな意見があったのも把握はしていますが、進めるとなった以上は理解を得られるような形で進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。ありがとうございました。

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