平成26年9月議会一般質問


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2015年11月14日

議席4番、会派四街道創志会の成田芳律です。通告に従いまして一般質問を行います。
今回は、去る7月30日に行いました第6回中学生模擬議会において、25名の中学生議員から活発な質問があり、そこでもう一問ずつ再質問があった場合にどのようなことを質問するのであろうかということを意識しての質問とさせていただきました。25名の中学生議員の再質問としての位置づけを意図しておりますので、通告では26個ございましたので、その中から大項目2、16番については取り下げます。
それでは、質問を行います。大項目1、中学生模擬議会を受けて。1、今回の模擬議会は、さまざまな形で中学生議員の独自性を感じられたと私自身は評価をしております。具体的には、開催の目的の一つである議会運営の体験はもとより、住みよいまちづくりのための質問、また身の回りについてから現状の四街道市内の問題点についての質問、さらには将来にわたり今後の四街道市に向けての提言など、大変興味深く聞かせていただきました。そこで、執行部としては今回の中学生模擬議会についてどのような評価をしているかお伺いいたします。
2、私自身は大変すばらしいものであったと考えておりますが、事前の準備や模擬議会終了後に関しては、私自身はどのような状況であったかはわかりません。そこで、全体を通じて課題、問題点はあったのか、またあるとすればそれはどのようなことであるのかお伺いいたします。
3、これらを踏まえ、次回の模擬議会がよりよいものとなることを期待いたしまして、今後の方針をどのように考えているのかお伺いいたします。
大項目2、中学生模擬議会時における質問の関連質問。当日は、全25名の中学生議員から活発な質疑がなされ、生徒の皆さんにとってもいい経験になったのではと考えております。模擬議会終了後、廊下でもう少し聞きたかった、またこの質問についてはどうであったなどの会話をしているのを見かけました。そこで、今回の一般質問のやり方をしてみようと考えた次第でもありました。そのため、1生徒に1問の再質問ということを意図いたしまして、以下25問質問をいたします。
1、国道51号線の鷹の台から自転車で登下校する生徒たちが通る通学路の信号の変わりが遅く、自転車通学者の列ができ、走行中の自動車と接触する危険がある。そこで、市としてどのような対策をしているか伺うという質問に対し、旭中学校やPTA、地区自治会からの整備改善要望が出されており、市としても改善の必要があると認識し、平成25年9月27日に国に対し改善要望をした。ただし、すぐに工事が実施されるということではないので、生徒に対し交通ルールを守って安全に通学してもらいたいとの答弁がありました。そこで、鷹の台地区から旭中学校への通学路について、平成25年9月に国に要望したとのことでありますが、その後の状況についてお伺いいたします。
2、災害対策と不審者対策両方に対しての指導を行ったほうがいいのではという質問に対し、教育委員会も同様の考えであり、両方の教育を行っていく。ただし、自分の身は自分で守るという意識と態度の必要が大切であるとの答弁がありました。そこで、中学生に対しての自助努力についてどのように啓発、教育を行っているのかお伺いいたします。
3、国道51号線での自転車通行時に道幅が狭いと感じ、広げていただきたいがいかがかという質問に対し、道路両側の雑草や樹木がせり出して通行がしにくい状況であることは認識している。むやみに道路幅を広げると、交通量の増加によりかえって危険になる可能性もあることから、除草や枝の伐採などを行っていくとの答弁がありました。そこで、国道51号線における樹木等による危険性除去に対し、どのような時点で危険と判断し、伐採を行うかお伺いいたします。
4、道路通行時の安全意識向上のために、ガードレールに文字や絵を描いてみてはいかがという質問に対し、ガードレールに直接描くことによる安全性への効果などから難しい面が多いが、他の道路附属施設や直接路面などに視覚的に注意を促す対策について研究をするとの答弁がありました。そこで、道路附属施設や直接路面への注意喚起について、どのように研究を行う予定かお伺いいたします。
5、防犯灯について、場所によって隔たりがあり、暗くなると周りが見えにくい箇所があるので、防犯灯の数をふやしてほしいがいかがかとの質問に対し、あらかじめ定めたルールに基づいた連絡票を提出して、要望を取りまとめて実施しているとの答弁がありました。そこで、場所により防犯灯の隔たりがあるとの指摘を受けたが、場所の提示以外の把握方法についてお伺いいたします。
6、中学生からすると、市政だよりやホームページを見る機会は多くなく、中学生向けに特にふるさと祭りなどについての広報をしてみてはいかがかとの質問に対し、一部行事によっては学校への案内を行っているものもあるが、協議してみるとの答弁がありました。そこで、中学生に対しての中学校を媒体としたふるさと祭りや市の広報をどのように進めていくかお伺いいたします。
7、中央公園には野球場のほかにも砂利の広場があり、そこを自由に使うことはできないかとの質問に対し、有料公園施設であるため、野球場及び屋根つき運動場についても事前の申し込みが必要となる。ただし、中央公園野球場の一部無料開放については、今後調査研究をするとの答弁がありました。そこで、中央公園の一部無料開放について、いつごろ検討結果がなされそうであるかお伺いいたします。
8、住宅密集地において抜け道として使用されている道路について、標識の設置などにより車のスピードを出さないようにする工夫について伺うとの質問に対し、速度制限規制を伴う路面標示などの安全対策を警察署と連携して進めているとの答弁がありました。そこで、抜け道として使用されている生活道路に対しての取り組み状況についてお伺いいたします。
9、障害のある人もない人も市のイベントに楽しく参加できるための工夫について伺うとの質問に対し、福祉施設などからふるさと祭り見学の依頼があれば、駐車場の確保など必要なサポートを行い、また文化センター大ホールではホール中央に車椅子専用席を6席確保しているとの答弁がありました。そこで、障害のある方などからのイベント時における対応について、現在どのような要望がなされているか、またどのように対応しているかお伺いいたします。
10、2020年のオリンピックについて、何も知らずに見るよりも知識を持って見たほうが楽しいと思う。そこで、競技や歴史についての講習会やイベントを行ってみてはいかがかとの質問に対し、体育の日の行事の中などで歴史について展示物の掲示や講演会などが行えるか、関係機関、団体などと調整を図っていきたいと思うとの答弁がありました。そこで、体育の日などにおいてオリンピックの歴史などを初め展示物や講演などに際し、どのように、またどのような団体と調整を図る予定であるかお伺いいたします。
11、オリンピックやパラリンピックにはあるが、運動公園などでは扱えない競技などにおける設備の整備について、どのように認識しているか伺うとの質問に対し、既存の施設の工夫や内容によって今後研究するとの答弁がありました。そこで、さまざまなスポーツを実施できる環境整備について、どのような方針での研究を行うかお伺いいたします。
12、四街道市は緑が多く、自然豊かな市ではありますが、空き地や林の中にテレビや家具などの粗大ごみが捨てられていることは残念である。市ではどのように対策をしているかを伺うとの質問に対し、不法投棄対策として巡回パトロールの実施や禁止看板の設置を行い、未然防止に努めている。また、空き地や林に不法投棄されたものに対しては、土地の所有者、または管理者に対応をお願いすることから、フェンスの設置などによる再発防止を依頼しているとの答弁がありました。そこで、不法投棄の再発防止策の効果についてどのように認識しているかお伺いいたします。
13、ペットボトルのリサイクルに関して、市民への呼びかけをどのように行っているか、またその効果はいかがかとの質問に対し、市政だよりやホームページによる周知、またごみの分別ガイドブックにも掲載している。ペットボトルの回収量が年々増加傾向にあることから、成果が上がっていると認識しているとの答弁がありました。そこで、ペットボトル回収に関するイベントが行われていますが、ペットボトルに対象を絞ることなく、参加がしやすくなるごみの減量や資源の有効活用のイベントなどに対する検討があるかお伺いいたします。
14、市内における粗大ごみが捨てられている場所、また捨てられやすい場所を示した地図をつくってみてはいかがかとの質問に対し、不法投棄は全く同じ場所というよりは、不法投棄されやすい地域というふうに範囲により繰り返されるという実情がある。地図の公表については、見方を変えると捨てやすい場所であると周知してしまう危険性もあり、慎重な判断が必要となるが、地図の作成については検討するとの答弁がありました。そこで、不法投棄対策としての地図の作成について、どのように方針決定がなされたかお伺いいたします。
15、成山地区のイオン建設について、前回の模擬議会時から進んでいないように思えるがいかがかとの質問に対し、道路整備状況に合わせて施設建設の手続を進めていく予定と聞いているとの答弁がありました。そこで、成台中土地区画整理事業の進捗について、6月定例会以降特筆すべき点があるかお伺いいたします。
17、四街道市は特産品、名産品で目立ったものがなく、その中において学校給食の地産地消メニューでニンジンと小松菜をよく見かける。そこで、四街道市のおいしい野菜を名産品としてアピールしていくのはいかがかとの質問に対し、現在メロンとカラーピーマンを特産として品質の向上を図りながら生産と普及に努めている。しかし、認知度が低いため、情報の発信を強化するとともに、生産拡大を図る必要があるとの答弁がありました。そこで、特産品の検討の中に中学校の給食でよく出てくるニンジンや小松菜を特産物と関連づけていく検討がなされたかお伺いいたします。
18、防犯灯について、増設の考えについて伺うとの質問に対し、地域の要望に基づき適正な設置に努めている。中学生議員各位においても、暗いと感じる箇所があったら担任などと相談してほしいとの答弁がありました。そこで、防犯灯の設置要望の状況についてお伺いいたします。
19、東関東自動車道入り口付近においては歩道がなく、車道についても不安が起こり得る構造になっていると感じる。また、市内において危険箇所も少なくないと考えるが、どのような改善策を講じているか伺うとの質問に対し、道路構造上やスペースの問題で歩行者との分離が難しい箇所があり、そうした箇所においては標識や路面標示などで安全対策を講じているとの答弁がありました。そこで、現状道路標識や路面標示に関する新設予定箇所や要望があるか伺います。
20、子育て支援として周りの環境整備、具体的には皆が集まれるような公園をふやしてみてはいかがかとの質問に対し、近隣公園や街区公園について適切に配置している。また、公園緑地の確保も図っているところであるとの答弁がありました。そこで、近隣公園や街区公園に対しての利用状況をどのように評価しているかお伺いいたします。
21、病院や買い物に行くときに、自宅付近まで送迎できる、かつ安価で気軽に利用できる交通施策について伺うとの質問に対し、福祉タクシーはあるが、高齢者や地域活性化の観点からの交通施策を検討するとの答弁がありました。そこで、地域公共交通対策における進捗についてお伺いいたします。
22、登下校時に自動車やバイクにより不安を感じた生徒も少なくない。中学生のみならず地域住民が安心して歩けるようなパトロールなどの強化を願いたいがいかがかとの質問に対し、区や自治会、市民安全パトロール隊などの協力により定期的な見守り活動をしている。今後も地域や警察など、関係機関との連携を図り、安全で安心な四街道の実現に向けて努力するとの答弁がありました。そこで、交通安全指導や地域の見守り活動に関し何か要望などが上がっているか、またどのように支援をしているかお伺いいたします。
23、飲食店においてアレルギー表示がなされているが、アレルギーが多く、外食ができない子がいると話を聞いた。アレルギー食材を抜いた料理を提供できる飲食店はないか、またそうした料理を提供していることがわかる認定書があれば、多くの子や家庭において安心して外食を楽しめると考えるがいかがかとの質問に対し、アレルギーの原因となる加工食材の原材料として国が定めたものが27品目ある。一部飲食店でアレルゲン情報の提供を行っており、またワンデーシェフさくらそうにおいて特定7品目を使用しない食事を月に1度提供し、NHKでも紹介されたところである。しかし、飲食業の経営からすると課題も少なくない。そのため、国などの情報を注視するとの答弁がありました。そこで、平成26年6月に成立したアレルギー疾患対策基本法に関連した国からの通達などはあるかお伺いいたします。
24、学校で蜂に刺され、怖い思いをした生徒もいたが、学校以外での蜂の巣や害虫が多く発生する場所を見つけた際の相談窓口や駆除を依頼するにはどのようにすればよいか伺うとの質問に対し、蜂や蜂の巣に不用意に近づく、もしくは振動を与えてはならず、早くその場から離れることが大切である。市では、公共施設以外の駆除を行っていないが、市へ相談があった場合は専門業者への相談や駆除の依頼を勧めているとの答弁がありました。そこで、スズメバチに関する相談件数は幾らかお伺いいたします。
25、駅周辺における路上駐車が目立つ。路上駐車により緊急時の救急車両などの移動に支障を来し、あるいは停車できない場合もある。そこで、路上駐車を減らす取り組みについて伺うとの質問に対し、警察署との連携により対処していきたいとの答弁がありました。そこで、駅周辺の路上駐車について、警察署との連携とは具体的にどういったことかお伺いいたします。
26、四街道北中学校において、なごみの友という年配の方々との交流会が定期的にあり、地域の方々などが来校される際に、気持ちよくお越しいただけるよう、校門から昇降口にかけて花を植えて明るい雰囲気を出したいと考えている。そのための支援を願いたいがいかがかとの質問に対し、来校する方々の気持ちに立って環境を整えるという気遣いや姿勢はすばらしいと思う。生徒会を中心に検討を行い、意見をまとめていただきたい。市教育委員会としても、そのような活動を支援していきたいとの答弁がありました。そこで、来校する方々へのもてなしとして、花壇を設けるなどの取り組みに対する支援についてどのように行うかお伺いいたします。
今回取り上げました以外にも多岐にわたっての質疑がございました。その中で、全体を通じて通学路に関する事項が多いという印象を受けました。市内全5中学校からいずれも通学路に関しての質問があったことからも、整備する必要性があると認識しています。そのため、執行部といたしましても、通学路の安全確保について、解消されていない箇所に対し重点的に取り組んでいただきたい旨申し上げます。
また、今回及び前回の模擬議会を傍聴させていただきまして、大変すばらしい体験になったのかなと感じますし、議員になるのだろうかとも思います。また、生徒の皆さんにとってもいい経験になったと感じてもらえることを願っております。ただ、同時に、特に中学3年生の生徒が多く、というのは受験を控えている時期でもあると。一方では、大変すばらしいことだとは思います。ただ、同時に、特に当日の模擬議員となった皆さんは受験をするであろうという状況であることから、それをどのようにやっていくのか、また例えば模擬議会の目的の一つ、議会のあり方、仕組みというものを見てみるということについては、例えばそれは社会科見学のような形のものでも対応ができるのではと。そうした問題で、なかなかこれがいいというのは難しいと思います。ただ、そのような中を受けて、どのように考えているのか、また今後どのようにしていくのかお伺いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
大項目3、入札制度について。こちらにつきましては、12月定例会の一般質問で具体的にお伺いいたしますので、その前段といたしまして、現状の確認という意味から、以下4点質問をいたします。
1、資材費や燃料費、また人員不足などにより入札不調となる可能性も想定されますが、市の認識はいかがでしょうか、お伺いいたします。
2、以前も確認をいたしましたが、予定価格について、それは何を指すものであるかお伺いします。というのは、こちらにつきましては同様の質問をさせていただきましたが、例えば歩切りであったり、今はないはずではありますが、そうした問題含めお伺いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
3、低入札価格審査についての市の認識をお伺いいたします。
4、市で考える入札制度の課題、問題点はあるかお伺いいたします。
以上で今回の一般質問を終わります。ご答弁のほどよろしくお願いします。

◎市長 私からは、第1項目、中学生模擬議会を受けての3点のご質問につきまして順次お答えいたします。
まず初めに、1点目、どのような評価をしているかについてでございますが、中学生模擬議会は次代を担う中学生たちの意見を聞くことにより、今後の市政の参考とするとともに、議会制民主主義制度の根幹となる議会運営の仕組みを体験的に学習することを狙いとして開催いたしました。市内5つの中学校から代表生徒計25名が熱心な質疑や真剣な討論を行い、このことにより政治への興味、関心や学習意欲が高まるとともに、ふるさと四街道への思いがより一層深まったと考えております。
次に、2点目の課題、問題点についてでございますが、学校からは部活動の大会等により時間の確保が難しかったとの声があり、一部の参加議員が急遽変更になったこともございましたが、中学校の協力により無事開催できましたことは非常によかったと考えております。
最後に、3点目目、今後の方針についてでございますが、中学生模擬議会の開催に当たり、教育委員会や各学校との連携、協力を図り、本市の教育に資するように取り組んでまいりたいと考えています。
なお、中学生模擬議会終了後、中学生25人全員からアンケートに回答をいただいたところ、毎年開催したほうがよいが12名、48%、2年に1度開催したほうがよいが6名、24%、3年に1度開催したほうがよいが6名、24%という結果でございました。今後につきましては、アンケート結果や学校現場の声を踏まえ、開催を従来どおり3年に1回とするのか、あるいは隔年開催や毎年開催とするのか、実施方法とあわせて関係部署間において十分な協議を行ってまいりたいと、このように考えております。
私からは以上でございます。他のご質問につきましては、副市長等よりご答弁いたさせます。どうぞよろしくお願いします。

◎副市長 私からは、第2項目、中学生模擬議会時における質問の関連質問につきまして順次お答えをいたします。
まず初めに、1点目、鷹の台地区から旭中学校への通学路について、平成25年9月に国に要望したとのことであるが、その後の状況についてでございますが、引き続き国に要望するとともに、他の通学路につきましても学校や地域と連携して現場確認と危険箇所の把握に努め、児童生徒の通学路の安全確保に努めてまいります。
次に、2点目、中学生に対しての自助努力について、どのように啓発、教育を行っているかについてでございますが、学校においては東日本大震災での教訓を生かした対応マニュアルに沿って、さまざまな場面や場所にいることを想定した避難訓練を実施しております。その中で、避難4原則を確実に実践できる力を身につけるとともに、さまざまなケースの災害に対応できる判断力と行動力を伸ばし、自分の命は自分で守るという姿勢が身についていくよう取り組んでおります。
次に、3点目、国道51号における樹木等による危険性除去に対して、どのような時点で危険と判断して伐採を行うのかでございますが、ご質問の国道51号に抜ける通学路では、道路パトロールや学校等からの要望により道路の有効幅員が確保できない張り出した樹木の伐採や除草を行っているところでございます。
次に、4点目、道路附属施設や直接路面への注意喚起について、どのように研究を行う予定かについてでございますが、近年はさまざまな交通安全施設が製品化されており、この中でその場所に合った施設を選定することや、あるいは他市町村の事例などを調査するなど、より効果的な交通安全対策を研究してまいります。
5点目、場所により防犯灯の隔たりがあるとの指摘を受けたが、場所の提示以外の把握方法についてでございますが、防犯灯の設置場所につきましては、区や自治会、学校、PTAなど、市民の皆様からの要望により把握をしているところでございます。
6点目、中学生に対しての中学校を媒介としたふるさと祭りや市の広報をどのように進めていくかについてでございますが、ことしの四街道ふるさと祭りは8月23日、24日の両日、中央公園をメーン会場に開催され、約4万2,000人の皆様にご来場いただきました。ふるさと祭りの広報は、市政だよりや市ホームページなどを通じてお知らせしておりますが、中学生模擬議会でのご提案を受け、今年度から市内各中学校の校内掲示板等にふるさと祭りのポスターを掲示していただき、周知を図ったところでございます。今後も四街道ふるさと祭りが多くの市民の皆様が参加し、楽しめる祭りとなるよう積極的な情報発信に努めてまいりたいと考えております。
7点目、中央公園の一部無料開放について、いつごろ検討結果がなされそうであるかについてでございますが、対象とするボール遊びのルールづくり、開放日、開放時間帯など、運営方法並びに指導員の配置による安全監視体制など、検討すべきさまざまな課題があり、こうした課題の整理ができた段階で一部開放を行ってまいりたいと考えております。
8点目、抜け道として使用されている生活道路に対しての取り組み状況についてでございますが、抜け道として使用されている生活道路は道路幅員も狭く、交通事故の危険性が高いことから、法的な速度規制などとあわせて標識や路面標示などの対策を実施してまいります。
9点目、障害のある方などからのイベント時における対応について、現在どのような要望がなされているか、またどのように対応をしているかについてでございますが、ことしのふるさと祭りでは市内の福祉施設から見学のお話を受け、駐車場をご利用いただけるよう対応したところでございます。また、そのほかのご要望はありませんでしたが、ご要望があれば必要なサポートをしてまいりたいと考えております。
10点目、体育の日などにおいて、オリンピックの歴史などを初め展示物や講演などに際し、どのように、またどのような団体と調整を図る予定であるかについてでございますが、オリンピックの歴史に関する資料の展示やオリンピック出場経験者の講演が可能かどうか、各種団体等と調整してまいりたいと考えております。
11点目、さまざまなスポーツを実施できる環境整備について、どのような方針での研究を行うかについてでございますが、多岐にわたる種目、競技があるため、今ある総合公園体育館、野球場、多目的運動場などの既存施設において活用できるものは補修、改修するなど工夫し、いろいろな種目、競技が可能かどうか研究してまいりたいと考えております。
12点目、不法投棄の再発防止策の効果について、どのように認識しているかについてでございますが、巡回パトロールの実施や不法投棄禁止看板の設置による抑止効果や通報や巡回中に迅速な撤去をすることにより、ごみがごみを生まない環境づくりを行っておりますことから、一定の効果はあると考えております。
13点目、ペットボトル回収に関するイベントが行われているが、ペットボトルに対象を絞ることなく、参加がしやすくなるごみ減量や資源の有効活用のイベント等に対する検討があるかについてでございますが、現在古紙や瓶、缶などの再資源化物を集団回収する団体に対し、回収量に応じて助成金を交付しております。また、毎年産業まつりでは市民の方々からご提供いただいた家庭の不要品などをチャリティー販売するイベントを行っております。これらの事業を通じ、市民の皆様にごみの減量や資源の有効利用を啓発するとともに、スリーアールに対する意識の向上を図っております。
14点目、不法投棄対策として地図の作成についてどのように方針決定がなされたかについてでございますが、模擬議会後、過去2年分の不法投棄地の簡略図を作成いたしました。今後は不法投棄場所をデータ化するとともに、詳細図を作成して不法投棄の再発防止や効果的な対策の検討のために有効活用してまいりたいと考えております。
15点目、成台中土地区画整理事業の進捗について、6月定例会以降特筆すべき点があるかについてでございますが、本年7月、関係権利者にお集まりいただき、住居系街区に係る事業計画の変更内容に関する説明を行ったと組合から伺っております。なお、事業計画の変更内容とは区画道路の見直しによる再配置や公園緑地の再配置が主な内容でございます。
17点目、特産品の検討の中に中学校の給食でよく出てくるニンジンや小松菜を特産物と関連づけていく検討がなされたかについてでございますが、四街道市の特産品としては、現在四街道市特産品協議会がカラーピーマン、メロンを特産品と位置づけ取り組んでいるところであり、市としても支援をしているところでございます。ニンジン、小松菜については、四街道市のみならず周辺地域においても一般的に広く作付けされている農村物でございますので、特に特産品として検討されたことはないと思われます。
18点目、防犯灯の設置要望の状況についてでございますが、防犯灯の新設につきましては、区や自治会、学校などからの要望により順次設置をしているところでございます。防犯灯の設置要望状況でございますが、平成25年度につきましては要望数46基に対しまして設置数29基、平成26年度につきましては8月末現在、要望数が43基に対しまして設置数40基となっております。
19点目、現状道路標識や路面標示に関する新設予定箇所や要望があるかについてでございますが、道路標識や路面標示などの交通安全施設につきましては、自治会や各学校などから要望をいただいているところでございます。要望箇所につきましては、関係機関共同の現地診断などを実施して、道路管理者として必要な対策に取り組んでいるところでございます。
なお、通学路で今年度予定する箇所は、さきの緊急合同点検で対策が必要と判断されました中央小学校、四街道小学校、四和小学校の各通学路の路側帯の明色化、和良比小学校通学路の交差点標示、南小学校通学路の歩道設置などでございます。
20点目、近隣公園や街区公園の利用状況をどのように評価しているかについてでございますが、有料公園施設のテニスコート利用のほか、遠足やグラウンドゴルフ、防災訓練などの自治会活動など、さまざまな用途で利用されており、今後も市民の身近な公園として安全で安心してご利用いただけるよう遊具の点検や樹木の剪定など、公園環境の整備に努めてまいります。
21点目、地域公共交通対策における進捗についてでございますが、市では現在本市の課題の一つである高齢化への対応や地域の活性化も踏まえた包括的な視点から、新たな公共交通施策の導入に向けた検討を進めているところでございまして、今年度の方針策定に向け、これまでに他自治体の先進事例の研究を行うほか、導入可能性についてタクシー事業者など関係機関との協議を進めてきたところでございます。具体的な運行方法等につきましては、今後デマンド方式の乗り合いタクシーやタクシー利用助成などの導入可能な方策について、利用者の利便性や経費、その他運用面での課題などを比較検討した上で、本市にとって最適な方策の導入を目指してまいりたいと考えております。
なお、検討に際しましては、地域公共交通会議を通じて有識者、公募市民、関係機関などの委員の方々のご意見を伺ってまいります。
22点目、交通安全指導や地域の見守り活動に関し、何か要望などが上がっているか、またどのように支援しているかについてでございますが、区、自治会によりましては、交通安全指導や地域の見守り活動を行っていただいております。これらの活動に対する支援といたしまして、交通安全指導につきましては、交通安全協会の実施する研修会に対し機材などの貸し出しを行っております。また、地域の見守り活動を含めた防犯活動につきましては、防犯のぼり旗、帽子やベストなどの防犯用品を購入するための助成を行っているところでございます。
23点目、平成26年6月に成立したアレルギー疾患対策基本法に関連した国からの通達等はあるかについてでございますが、この法律は平成26年6月27日に公布されましたが、公布日から1年6カ月を超えない範囲で施行となっております。したがって、国からの通達等はまだございません。今後随時関係通達が発せられるものと考えますので、それを注視するとともに、アレルギー疾患への対応については、これまでの情報も踏まえ、注意喚起や周知を行ってまいります。
24点目、スズメバチに関する相談件数は幾らかについてでございますが、蜂の種類ごとの集計は行っておりませんが、25年度のスズメバチを初めアシナガバチ、ミツバチを含む蜂に関する相談は、全体で97件ございました。
25点目、駅周辺の路上駐車について、警察署と連携とは具体的にどういったことかについてでございますが、駅周辺の路上駐車については、現在警察において駐車違反の取り締まり及びパトロールを行っているところでございますが、さらなる強化をお願いしてまいります。
26点目、最後ですが、来校する方々へのもてなしとして花壇を設けるなどの取り組みに対する支援についてどのように行うのかについてでございますが、各小中学校は来校する方々へのもてなしとして、また児童生徒の心を育む指導の一環として、季節や学校行事を考慮した草花の育成を計画的に行っております。花壇など学校の環境整備につきましては、市教育委員会では既に予算措置を行っているところでございます。各学校において有効に活用し、環境整備に努めていただきたいと考えております。
私からは以上でございます。

◎経営企画部長 私からは、第3項目、入札制度について順次お答えいたします。
まず1点目、資材費や燃料費、また人員不足等により入札不調となる可能性も想定されるが、市の認識はいかがか伺うについてお答えいたします。市の工事費算定の基準については、県の積算基準に準じて行いますが、この積算基準について、県では社会情勢に合わせて適宜変更がなされております。県の基準に変更があった場合には、市の積算基準にも反映されますので、市が発注する工事は社会情勢に応じた設計額となっており、設計価格いかんによって入札不調となる可能性は低いと考えております。また、全国レベルでは工事における人手不足が問題化しているようですが、当市の入札不調の原因について事情を確認したところでは、現状では人手不足が原因であったものはございません。なお、入札不調を防ぐために工事等の早期発注について庁内に注意喚起を行っております。
次に、2点目、以前も確認したが、予定価格について、それは何を指すものであるか伺うについてお答えいたします。予定価格は、地方公共団体が契約を締結するに当たって、あらかじめ予定する契約価格の基準となる見積価格のことであり、予定価格の作成は予算に基づきその限度内において契約するための上限の予定金額としての意味を持つものでございます。当市における公共工事の予定価格の設定は、専門的知識を持つ技師が県の積算基準に基づき設計金額を算出し、この設計金額をもとに予定価格設定権者が設定しております。
次に、3点目、低入札価格審査についての市の認識を伺うについてお答えいたします。当市における低入札価格審査は、設計金額3,000万円以上の一般競争入札方式による建設工事を対象とし、予定価格の10分の7から10分の9の範囲内において設定した調査基準価格を下回る金額での応札があった場合に、四街道市低入札価格調査実施要領に基づき実施しております。低入札価格審査は、応札者に対し価格の内訳書などの調書を提出させ、ダンピング受注による手抜きや粗雑工事の防止の観点から、また下請業者に対して適正な金額での請負契約を行い、適切な賃金水準を確保するかなどを聴取し、公共事業として適切な施工ができる業者であるか判断する制度であり、一般競争入札の目的にもかなうものと認識しております。
最後に、4点目、市で考える入札制度の課題、問題点はあるか伺うについてお答えいたします。現状の入札制度については、電子入札による一般競争入札を原則に適正に行っており、問題はないものと考えておるところですが、全ての案件において最低制限価格を設定しておりませんので、人件費の占める割合が大きい委託業務においては、価格競争による受託者側の労働者の賃金への影響が危惧されるため、それらに該当する委託業務については最低制限価格の設定が必要ではないかと考えております。
私からは以上です。

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