議会だより

平成20年9月議会一般質問

◆成田芳律議員 議席3番、会派、清流の成田芳律です。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。
  1、税収について。ふるさと納税の影響について質問をさせていただきます。現在全国的にふるさと、郷土ということに対しての意識の高まりがあらわれております。当市におきましても本年8月5日から同25日までの間、市民協働指針にかかわるパブリックコメントを行うなど、ふるさとづくりと言うべき施策に力を注いでいるところでもあります。近年盛り上がりを見せておりますふるさとについてですが、その言葉に呼応し、いわゆるふるさと納税が今年から発足いたしました。そこで、このいわゆるふるさと納税の内容を改めて教えていただきたいと存じます。また、現時点でふるさと納税として四街道市には寄附行為が行われたか、また行われているのであれば何件あったのかをお伺いします。
  2、効率行政について。PDCAの現状について質問をさせていただきます。現在行政の効率化を図るべく、さまざまな取り組みがなされております。その一環としてPDCA、計画、実施、評価、改善の一連の流れを示したものでございますが、このサイクルの概念を当市でも導入したと伺いました。そこで、どのようなところで導入しているか、また導入した結果はどのようになっているかについて、効率的な行財政運営を図る観点からお伺いします。
  3、インフラについて。下水道整備について質問をさせていただきます。花がきれいに咲くためには、しっかりと根っこを張ることが欠かせません。そして、四街道市の輝かしい未来を想像するためには、まず基礎を固めることが重要と考えております。つまりインフラストラクチャー、市民福祉の向上と市民経済の発展に必要な公共施設の整備です。今回は、その中の一つであります下水道整備事業につきましてお伺いします。まず、現在市内の下水道普及率はどのようになっているのかについてお伺いします。また、現在整備されていない場所への対応をどのようにお考えかについてお伺いします。
  4、教育関係について。①、旭小学校耐震工事について質問をさせていただきます。子供たちが安心して勉学にいそしめるよう私たちがしなければならないことは本当に山積みであります。その中の一つとして、耐震化への促進が急務として挙げられております。そこで、来年旭小学校の耐震化への改修工事を実施するとのことですが、工事の概要についてお伺いします。
  ②、市民のための学習施設の充実について質問をさせていただきます。キーワードとして生涯学習が提唱されましたのは、たしか私が生まれたころでありました。その生涯学習をサポートすべく、市内には公民館を初めさまざまな学習施設がございます。これらは、図書館利用やサークル活動など、地元の方々とのつながりを密にする集会所同様、まさに地域力の強化を図る絶好の場であると考えております。そこで、学習施設につきまして2点お伺いします。まず、図書館の調べ物席の充実についてでございます。本来は、あくまで図書館内にある資料の閲覧等として用意してあるものと存じます。ですが、近年その用途は多様化しております。そして、その需要もまた増えていることと考えております。そこで、この席の拡充につきまして計画があるかお伺いします。
  次に、これらの学習施設が利用しやすい環境となっているかという観点から質問をさせていただきます。現在図書館は、一部例外はございますが、各中学校区を基礎単位として設置していることと思います。その中で実際に利用する際に交通の便との兼ね合いということは重要な要素であると考えます。そのような中、現在鷹の台地区はその中学校区を旭中学校区としております。通学に関しましては、バス利用などにより一定の配慮がなされているとは思いますが、鷹の台地区から旭公民館への交通は決して便利と言えるものではないと考えております。そして、この鷹の台地区の公共施設自体も決して充実しているとは言えないものであると考えております。そこで、鷹の台地区への公共施設の整備計画は図書館機能など生涯学習施設と相まってどのようにお考えかお伺いします。
  5、総合計画について。基本計画の見直しについて質問をさせていただきます。当市では、ひかりあふれ笑顔が明日をつむぐまちの実現に向けて尽力をなさっていると思います。この基本構想、前期基本計画は、まちづくりを行っていくための根幹となるべき指針として行政の活動の目標根拠としてあることと存じます。そこで、本年はちょうど前期基本計画の折り返しの年となりますが、現時点での進行管理と評価はどのようになっているのかお伺いします。
  以上、壇上からの質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

平成20年6月議会一般質問2

◆成田芳律議員 細部にわたりましてご丁寧なご答弁をありがとうございました。順次再質問をさせていただきたいと思います。
  1、計画行政の①、財政の健全化についてでございますが、現在そういった数値の中では近隣と、類似団体と比べて健全であるというようなご答弁がございました。自治体財政健全化法でしたり、バランスシートなど近年行政の財政状況を示す、そういった法整備がなされておりますが、それというのは数字が出ているからいいというわけではないと思っております。先ほど来より民間の感覚ということが多岐にわたりございましたが、例えば民間でしたら出せばいいではとどまらないと思うのです。市でいいますと、市民の皆様がそれについて内容を理解できる、またその恩恵を享受できる、ここができて初めてできたという終着点だと考えておりますので、例えば各種出されるであろう数値に対しまして、市民の皆様に対して、よりわかりやすく工夫をして公表する必要性があると考えますが、その点につきましていかがでしょうか、お伺いします。

◆成田芳律議員 ありがとうございます。ぜひ例えばホームページでしたら、見た方がきちんとその内容について理解できる、こういったことを徹底して今後一層ご努力いただけたらと考えております。
  続きまして、②の幅広い市民参加についてでございますが、幅広い市民参加という中で、特に若い世代への行政のかかわりについて多くの自治体で検討をされております。例えば千葉県教育委員会では、千葉県キャリア教育推進協議会の選定に若者の枠を設けております。また、不登校の子供やその親を支援する長野県教育委員会の子どもサポートプラン推進会議におきましては、15人の委員のうち実際に不登校を経験した10代、20代の若者5人が委員に委嘱され、25歳の方がその会の会長となっております。四街道市におきましても市長インターンシップが行われておりますが、これも一つの若者参加の形ではないかと考えております。そこで、幅広い市民参加に関しまして、会議ごとに目的があり、その中で考慮されているとのことでございますが、多くの会議、特に計画を策定する、そういった会議におきまして一層ご考慮をいただけたらと思います。ですが、実質問題といたしましては、枠を設けましても応募する人がいないでしたり、そういったことも諸問題として挙げられておりますが、参加しやすい環境、例えば開催の時刻や曜日、こういったことも改めてご検討いただきながら、ご議論いただけたらと考えております。また、来年から裁判員制度が始まりまして、これは対象が20歳以上となっております。こうしたことからも、すぐにということは難しいかもわかりませんが、よりかかわるといった、この観点からもぜひ先駆けてご検討いただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
  ③の調整池につきましてですが、実際としましては難しいということがございますが、それの中の一方であくまで防災のための施設、これは調整池をご存じの方はほとんどの方が主たる用途の目的は存じていると思うのですが、何かそういった草刈りの要するといった、そういった場所を、例えば調整池が必要になるような場合には当然そういったところには行かないと思いますので、そういったところの活用につきまして、ぜひいま一度ご検討いただけたらと考えております。
  続きまして、2の社会保障の①、後期高齢者医療制度につきましては、制度そのものに対しましての異論がございますほか、また保険料が一体幾らであるのか、そういったことなど実際に混乱が起こっているということも事実でございますので、保険料策定の計算式それ自体はもうできておりますので、例えば市のホームページで実際、では自分は幾ら保険料を払わなければならないのか、こうしたことが数字を入力すればすぐ出るような形で、わかりやすい形でホームページでしたり、そういった提供をしていただけたらと考えております。
  ②の障害者支援につきまして、再質問をさせていただきたいと存じます。まず、この再質問に際しましてですが、議長よりあらかじめパネルの使用につきましてお許しをいただいておりますので、よろしくお願いいたします。このパネルについてでございますが、それぞれ障害者という、害という漢字について記載をいたしたものでございます。この障害者の現在使われております害という漢字につきましては、1949年の身体障害者福祉法の制定を機に一般的に使われるようになりました。その以前より使われておりましたこちらの障碍の碍という字が当用漢字の制限を受けていることから使用できないため、同じ音読みとして現在使われている害という字が当てられたとされております。もともとのこちらの碍という字は、いしへんに疑うでございまして、大きな岩を前に人が思案し、悩んでいる様子を示したものでございまして、妨げなどの意味を持つ障と同じ意味の礙を重ねたものであったとされております。実際におきまして、害という漢字の使用を不快に思うとの主張がある一方で、漢字を平仮名に変更する、その議論自体を無意味あるいは不快と考えるといった、さまざまな議論がございます。ですが、漢字が人に与える印象に気づき、今までより一層考えるきっかけになればと考えまして、障害者の害という表記の変更について検討すべきと考えております。今定例会におきましても私を含め、後期高齢者医療制度に対しまして、多くの質問が上げられております。この後期高齢者という呼称に対して大変異論が高く、4月早々長寿医療と、その呼称の変更をしているほどでございます。県内におきましても成田市では法令名、法定の制度の名称、他の機関の名称などの固有名詞、人の状態をあらわすものでないものにつきまして表記の変更を行っております。ぜひもともとの意味から離れている、現在使用されている害という漢字の表記の変更をするべき、また現在使われている害という漢字の使用を避けるべきと考えておりますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。

◆成田芳律議員 県内におきましても、今のご答弁にございましたとおり、実際には変更を行っているところが多々ございます。ですので、計画の県の議論を受けてではなく、四街道市として主体的にご議論いただけたらと考えておりますので、強く要望させていただきたいと思います。
  3点目の環境保全、①、市内の美化及び自然環境の整備についてでございますが、河川を中心とした水辺環境を保全していくことは四街道市の豊かな自然環境を維持していく上でも、河川の汚れは、河川が主要な雨水排水路となっておりますことからも、生活雑排水の流入や不法投棄によるものなどが大きな要因として考えられております。これは、先日の岡田議員の質問にもございましたとおり生物多様性とも関係してくることでございますが、これ以上人為的な汚染による河川の汚濁や自然破壊を防止するためにも、現在行っている河川清掃を初めとして、生活雑排水対策などの施策をさらに充実させて、水辺環境の保全を図っていただけたらと考えております。
  続きまして、②番、不法投棄の現状と対策についてでございますが、まず割れ窓理論というものにつきまして申し上げさせていただきたいと考えております。この理論は、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで凶悪な犯罪を含めた犯罪を抑止するとする環境犯罪学上の理論でございまして、アメリカで考案されております。内容につきましては、建物の窓が割れているのを放置すると、だれも注意を払っていないという象徴になり、やがてほかの窓も間もなくすべて壊されるとの考え方を総称してこの名称となっております。国内におきましても北海道の一部などで導入され、その効果も実証されております。廃棄物の不法投棄を防止することはなかなか困難であるということも実際としてあると思いますが、ですがこの割れ窓理論に基づきまして、雑然とした人の目の届かない場所をなくすことが必要ではないかと考えております。このため監督業務の強化によりまして、不法投棄の早期発見、早期対処をしていただくことも有効であると考えます。そこで、1つ提案と申しますか、ぜひご議論、ご検討いただけたらと考えておりますのが監視カメラの導入についてでございます。昨今の犯罪捜査におきましてもその有用性は実証されておりますし、また既に導入した自治体では不法投棄に対する効果が出ていると伺っております。監視カメラと申しますと、プライバシーの兼ね合いでしたり、そういった観点から強い反論、異論が出ようかとは思いますが、そうではなく、例えば万引き防止のために商店が防犯カメラを設置している、それと同じ認識としまして、あくまでそうした犯罪が起こりそうである場所、また不法投棄されそうである場所、またそういった場所が特定されているのであれば、そういった場所に対して監視カメラを導入すべきかどうか、こういったことをぜひご検討いただけたらと考えております。
  4、安心、安全の①、高齢者虐待防止対策につきましては、現在私たちがこうした生活を享受できておりますのが諸先輩方の並々ならぬ努力の結果でございます。この恩をあだで返すことのないよう法整備だけでなく、今後とも一層のご努力をご期待申し上げます。
  ②の地震対策についてでございますが、市域を超えてアナウンスされるので、実際は難しいというご答弁をちょうだいいたしました。そうであるのであれば、例えば千葉県として、また国として万が一があった後では何のための予防なのか、こういったことも考えられますので、ぜひそういった協議をしていただけたらと考えております。また、2007年の2月の9日から一部の自治体で運用が開始されております全国瞬時警報システム、通称ジェイ・アラートというものでございますが、四街道市もぜひ早急にこのシステムとの連動を図っていただけたらと考えております。そして、この安心、安全ということについてでございますが、市長がよくおっしゃる中に危機管理といった言葉がございまして、これは私も大変大切なことであると認識しております。現在の四街道市におきまして、危機管理マニュアルを整備するというお話を伺っておりますが、このマニュアル策定に対しましてどのように対処する、そういったことだけではなく、事後の対処、つまり市民の皆様へのセーフティーネット、こうしたことをご考慮いただきながら、策定を進めていただけたらと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  5項目めの市内産業の振興についてでございますが、農業大学を林業だけでなく、他分野においても活動なさっていく予定であるというお話、ご答弁をちょうだいいたしましたので、それとあわせて年間日数の増、カリキュラムの増などもあわせてご検討いただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
  商業振興につきましてのよつカードでございますが、このよつカードの発展性といたしまして、市それ自体が1次業者としてこのよつカードに参入し、商品を買ったときにポイントがつく、こうしたことだけではなく、例えばボランティア活動でしたり、そういったことに市が一定のポイントを付与と、そういったことはご検討いただけますか、お伺いさせていただきたいと思います。

◆成田芳律議員 ぜひよろしくお願いいたします。よつカードに関してですが、TMO事業はいわゆる地域通貨とともに全国的に一時大変取りざたされ、その後野放しにされているのではないか、こう思えてしまうところも多々ございます。ですが、このよつカードでしたり、そういったものは、研究を重ね、発展する可能性があるのではないかと考えまして、ご要望させていただきました。
  6の国体の受け入れ態勢につきましては、市長みずからのご答弁いただきまして、ありがとうございます。この中で歓迎する意味合いで市内の装飾につきまして、四街道インターチェンジでしたりで花を植える予定をなさっているとのことでございますが、市内に入るに当たりまして、とても第一印象がよくなることと考えておりますので、関係機関との連絡調整をしていただけるよう要望いたします。
  多岐にわたり質問、要望させていただきましたが、以下未来へ向けた力あるご議論なされますことをご期待申し上げまして、私からの質問とさせていただきます。ありがとうございました。

平成20年6月議会一般質問

◆成田芳律議員 議席3番、会派清流の成田芳律でございます。初めての質問となりますので、ごあいさつ申し上げたく思っております。
  私は、去る2月24日に行われました四街道市議会議員選挙におきまして初当選いたしました1年生議員でございます。多くの市民の皆様方からのご信任をちょうだいいたしましたことを、この場をおかりしまして、厚く御礼申し上げます。初心を忘れることなく、よりよい市政の実現へ向けまして、与えていただきました使命を全うすべく、尽力する所存でございますことをお誓い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
  それでは、通告に従いまして、ご質問申し上げます。重複する点も多々ございますが、よろしくお願いいたします。1、計画行政、①、財政の健全化について。四街道市の未来像を描くに当たり、限られた財源をどこにどのようにどれくらい使うかについての議論は、将来への安心を示す指針として、大変重要なことであると考えております。その中で基本となる認識の共有は、何より大切であるとも考えております。やみくもに不安をあおるのではなく、現在の客観的な状況と今後の推移を把握することが議論をする際の前提であると考えております。
  そこで、先般までの質疑におきまして、四街道市の財政状況は現在におきましては逼迫してはいないとの執行部からの答弁がございましたが、その根拠を各種数値と照らし合わせてお伺いします。
  ②、幅広い市民参加について。現在全国的に政治、行政の不信という問題が取りざたされております。自分には関係ない、また政治は変わらないという意識がその原因として挙げられております。しかし、実際におきましては山積する課題に対し、改善を行っている点も多々ございますし、日々新たな問題に直面している事実もございます。こうしたことに対し、我々議員も率先して改善した点などの説明責任について再認識する必要性があるとともに、市といたしましても一層のご努力をお願いする次第でございます。山積する課題の解決へ向けての計画を策定する際に幅広く意見を求め、またかかわりを持っていただくことは非常に大切であると考えております。そこで、市では各種会議のメンバー選定に関して、年齢制限などの取り決めがありますかお伺いします。
  ③、調整池の現状と今後について。計画行政の象徴と考え、この項目で質問いたします。まず、市内に調整池は何カ所あり、その面積はどのくらいであるか、またどのように保守をし、年間どのくらいの経費がかかっているのかをお伺いします。また、総水量で考えますと、そのすべてを少数箇所に集約することは可能であるかお伺いします。調整池は、万一のための施設でもありますが、緊急時以外はその少なくないであろう面積をそのままにしておくのはもったいないのではと考えております。そこで、現在鷹の台などで開放しておりますが、ドッグラン、ビオトープ等といった活用を他の調整池でも検討できないかお伺いします。
  2、社会保障。①、後期高齢者医療制度について。先般からの質疑並びに国会での廃止法案に対しての議決も控えておりますので、今後の動向を注視していくことが何より必要なことかと考えておりますが、1点質問させていただきます。他市、例えば浦安市で導入されているような、この制度に対して助成制度がございますが、四街道市としましては助成する考え、また予定はあるかお伺いします。
  ②、障害者支援について。四街道市にて生活するすべての方に、四街道市に住んでよかった、こう思っていただくことは行政として目指す究極ではなかろうかと考えております。四街道市におきましては、四街道市障害者基本計画、障害福祉計画の冒頭の市長のごあいさつに、「市といたしましては、障害をお持ちの方が住みなれた地域で自立し、個人としての尊厳をもっていつまでも生きがいのある暮らしができるようなまちづくりを目指し、今後の障害福祉施策のあり方について、障害者自立支援法の内容を踏まえ、障害者基本計画・障害福祉計画を策定しました」とございます。この基本理念をもとに本年3月、四街道市障害者自立支援協議会が発足したと認識しておりますが、どのように運営を図る予定であるかお伺いします。
  3、環境保全。①、市内特に河川の美化及び自然界の生命について。市内の数少ない河川は、市民の皆様が水と直接触れ合う貴重な場でございます。その触れ合いの中から環境の大切さ、生命のとうとさを感じるだけではなく、みずからの情操や自己の尊厳をも感じることができるのではなかろうかと考えております。そこで、河川の浄化と周辺の美化について、どのような取り組みをされているかお伺いします。また、市内河川の各種汚染質濃度につきまして調べていれば、教えていただけたらと存じます。
  ②、不法投棄の現状と対策について。一般に治安と町並みの美化とにつきましては、相関性があるとのことでございます。つまり四街道市内の環境がどのようになっているかということが、治安がどのようになっているかということともとれると考えられております。そこで、市内ではどのような場所において、どのくらいの数量が不法投棄されているのかについてお伺いします。また、それに対し、市ではどのような取り組みをしているか、その処理に要するコストはどのくらいかお伺いします。
  ③、CO2対策について。京都議定書を受けて、地球温暖化防止策が国全体で取り組まれております。現在その原因の一つとしての観点からCO2排出量削減について取り組まれておりますが、市では一般家庭や各事業所に対してCO2排出削減をどのように呼びかけているかについてお伺いします。
  4、安心、安全。①、高齢者虐待防止対策について。高齢者が家族、親族などから暴力を受けるなど高齢者虐待は大きな社会問題となっております。平成12年に法改正された成年後見制度によりまして、高齢者の法的保護が図られましたほか、高齢者虐待の早期発見、早期対応を図るとともに、家族、親族などの高齢者の養護者の支援を行い、その負担の軽減を図るため平成18年4月に高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律、いわゆる高齢者虐待防止法が制定されました。虐待のおそれがあると思われる段階で地域包括支援センターへの通報ができることが明示され、早期の発見と対処が図られております。これを受けて四街道市では、現在どのように高齢者虐待を防ぐべく、方策をとっているのかについてお伺いします。
  ②、地震対策について。初めに、本項目の質問に先立ちまして、このたび起きました中国四川省大地震の被害に遭われました方のご冥福と一日も早い復興を心より祈念申し上げます。
  改めまして、質問をさせていただきます。行政防災無線は、有事の際に市内全域に伝わるように配備されているとのことですが、その中で聞きづらいという声は上がっていないのか、また上がっているのであれば、それに対し、どのような対応をとっているのかについてお伺いします。また、音に関してですが、一般的に300から8,000ヘルツの範囲であれば聞き取ることが可能とされておりまして、800から1,000ヘルツの範囲が特に聞き取りやすいとされております。そこで、四街道市のサイレンはどのようになっているかお伺いします。さらに、大地震等の災害時に対応するため、無線の出力を上げての実験放送を平時の間にするべきと考えております。例えば防災訓練の日は地域住民の方と防災訓練をしておりますが、これに合わせた形で出力を上げて実験放送してみることを検討していくことについていかがでありますか、お伺いします。
  5、市内産業の振興。①、農業、商業振興について。現在全国で農業従事者の後継者対策が問題となっております。四街道市におきましては、統計書によりますと、平成17年の市内農業従事者の3人に1人が60歳以上、4人に1人が70歳以上となっております。この数値は、現在一層高くなっていることが予想されます。また、全国的にも四街道市の高齢化は高い推移となっております。先般行われました農業アンケートにおきましても、後継者問題が顕著にあらわれる結果となりました。この問題は、四街道市のみならず、全国的にも大変重大な課題として取り上げられ、しかし残念なことに現時点におきましては劇的な対応が見つかっていないのも現状でございます。ですが、この問題は今後の食料自給率なども含め、最も緊急を要する課題の一つとして挙げられておりますが、農業生産法人の立ち上げなどと関連して、どのような対策をとっているかについてお伺いします。また、3月定例会の予算委員会におきまして、農業大学が現在林業に限定して行われているようですが、林業以外の項目も検討していただける旨のご答弁をいただきましたが、その後の活動につきましてお伺いします。商業の振興につきましては、よつカードの利用状況と、今後どのようにして利用を促すかの方策につきましてお伺いします。
  6、国体に関して。受け入れ態勢について。国体の開催地となりますことは、四街道市では初めてのことでしょうし、多くの四街道市民の皆様方にとりましても経験のない催しであると思います。この初めての国体を機にスポーツ振興を初め、健康づくり、市民協働などの観点から、より多くの市民の皆様方にかかわりを持っていただくべきと考えております。そのためにも、まずは行事を知っていただく、またご協力をいただくべきと考えておりますが、どのように広報活動を展開していくかについてお伺いします。
  以上、壇上からの質問でございます。よろしくお願いいたします。

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